特許
J-GLOBAL ID:200903081883459534

混成集積回路装置、ダーリントン素子およびこれらにより駆動されるモータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 安富 耕二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-320345
公開番号(公開出願番号):特開平10-163833
出願日: 1996年11月29日
公開日(公表日): 1998年06月19日
要約:
【要約】【課題】 ダーリントン回路を用いたダーリントンTRは、コレクタの立ち上がり電圧VCE(sat)が高く、電力損失が大きい問題があった。【解決手段】 前段のトランジスタTR1と後段のトランジスタTR2をディスクリートでダーリントン接続して用意し、両コレクタ間に前段のTR1のコレクタがカソードと接続されるようにダイオード54を接続する。このような構成にすると、出力電流として高電流域が必要な場合、ダーリントン動作しているダーリントン回路の出力を活用でき、出力電流として低電流域が必要な場合は、後段のトランジスタTR2をシングルタイプとして活用できる。従ってシングルトランジスタの特性である低VCE(sat)で低電流域を駆動できる。
請求項(抜粋):
ダーリントン回路の前段のトランジスタ、前記ダーリントン回路の後段のトランジスタおよび前記前段のトランジスタのコレクタから前記後段のトランジスタのコレクタへの電流を制限する少なくとも1つのダイオードとを個々に混成集積回路基板に実装し、前記ダイオードにより、VCEに対するコレクタ電流のカーブが第1の立ち上げカーブとこの第1の立ち上げカーブの途中から更に第2の立ち上げカーブを有するステップ状の出力を有し、定常電流よりも大きな電流が必要な時は、前記第2の立ち上げカーブの出力を用い、定常電流が必要なときは、前記第1の立ち上げカーブの出力を用いて負荷駆動することを特徴とする混成集積回路装置。
IPC (6件):
H03K 17/06 ,  H01L 21/8222 ,  H01L 27/082 ,  H02M 7/48 ,  H02P 7/63 302 ,  H03K 17/615
FI (5件):
H03K 17/06 B ,  H02M 7/48 E ,  H02P 7/63 302 C ,  H01L 27/08 101 D ,  H03K 17/60 B
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭59-190716
  • 混成集積回路装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-278680   出願人:三洋電機株式会社
  • 特開昭59-190716

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