特許
J-GLOBAL ID:200903081887319451

車両用ランキンサイクル装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 落合 健 ,  仁木 一明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-014994
公開番号(公開出願番号):特開2006-200492
出願日: 2005年01月24日
公開日(公表日): 2006年08月03日
要約:
【課題】 ランキンサイクル装置を備えた車両において、アクセル開度の急増時に蒸発器から膨張機に供給される気相作動媒体の圧力の過剰な増加を抑制する。【解決手段】 アクセル開度APが急激に増加したときに、蒸発器への給水量を増加させて膨張機に供給される蒸気の温度や圧力を目標温度や目標圧力に制御しようとしても、蒸気の温度や圧力が目標温度や目標圧力をオーバーシュートする懸念があるが、ドライブ・バイ・ワイヤ装置がスロットル開度を制御して排気ガスの熱エネルギーの立ち上がりを抑制することで、蒸気の温度や圧力が目標温度や目標圧力をオーバーシュートするのを抑制し、膨張機の効率低下や耐久性の低下を防止することができる。スロットル開度の抑制によるエンジンの出力の不足分は、ランキンサイクル装置により駆動されるモータ・ジェネレータの出力により補償される。【選択図】 図6
請求項(抜粋):
エンジン(E)の排気ガスの熱エネルギーで液相作動媒体を加熱して気相作動媒体を発生させる蒸発器(11)と、 蒸発器(11)で発生した気相作動媒体の熱エネルギーを機械エネルギーに変換する容積型の膨張機(12)と、 蒸発器(11)への液相作動媒体の供給量を変化させることで膨張機(12)に供給される気相作動媒体の温度および/または圧力を目標温度および/または目標圧力に制御する気相作動媒体制御手段(M0)と、 ドライバーが指示するアクセル開度(AP)を補正してエンジン(E)のスロットル開度(TH)を制御するスロットル開度制御手段(25)とを備え、 前記スロットル開度制御手段(25)は、スロットル開度(TH)を制御して排気ガスの熱エネルギーの立ち上がりを抑制することで、気相作動媒体の温度および/または圧力が目標温度および/または目標圧力に対してオーバーシュートするのを抑制することを特徴とする車両用ランキンサイクル装置。
IPC (4件):
F01K 23/10 ,  F01D 17/24 ,  F01N 5/02 ,  F02G 5/02
FI (4件):
F01K23/10 P ,  F01D17/24 ,  F01N5/02 F ,  F02G5/02 B
Fターム (18件):
3G071AA00 ,  3G071AA02 ,  3G071BA02 ,  3G071BA07 ,  3G071BA09 ,  3G071EA01 ,  3G071EA02 ,  3G071EA06 ,  3G071FA05 ,  3G071FA06 ,  3G071HA03 ,  3G071HA04 ,  3G071JA02 ,  3G081BA01 ,  3G081BC07 ,  3G081DA01 ,  3G081DA03 ,  3G081DA04
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 車両の推進装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-314449   出願人:本田技研工業株式会社

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