特許
J-GLOBAL ID:200903081890734656

サイド・レリーズ型バックル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松原 伸之 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-164708
公開番号(公開出願番号):特開平10-057114
出願日: 1997年06月20日
公開日(公表日): 1998年03月03日
要約:
【要約】【課題】 オス部材とメス部材からなるサイド・レリーズ・バックルにおいて、オス部材とメス部材の確実且つ強力な係合を保証し、その反面両者の係合離脱操作を容易ならしめる改良された係合機構を提供することを目的としている。【解決手段】 オス、メス部材の安定且つ強力な係合を保証するのに十分な係合面積を両者の係合時に形成し、一方必要がある時に、オス・メス部材の係合離脱を容易ならしめる寸法、形状を有することを特徴とする改良された係合機構によって本願発明の目的が達成されている。
請求項(抜粋):
ソケットの役割をするメス部材と係合離脱可能に挿入して係合させるオス部材を含んで構成され、このオス部材は基部と基部から垂直方向に突出し且つ先端部にメス部材と係合をする係合部と、係合部と基部を一体に連結する脚から構成された少なくとも一つの腕を有し、このメス部材は上壁、底壁、前記上壁と底壁を対面状態で連結している一対の側壁よって形成される空洞を有し、この空洞は内側に入り込んだ開口部をオス部材とメス部材の係合位置に設け、この開口部はオス部材の腕をメス部材の空洞に挿入してオス部材と係合した際にオス部材の前記腕の係合部の引掛面をなす外縁が露出する状態で接触する係合面となる外側縁を有している、サイド・レリーズ・バックルであって、オス部材の係合部は脚の長手方向の延長に相当する部分と外方に突出した部分が一体として構成され、従って脚部と係合部の間で外側から切込んだ切込みが形成され、延長相当部分の厚みを突出部よりも厚く設計して脚部分との間に段差を設け、この段差と突出部分の外縁によってメス部材の係合面と密接に係合する引掛面を形成させ、メス部材の空洞はその側壁部分をオス部材の突出部の横断面の輪郭と実質的に同一に、上下壁の間隔がオス部材の係合部分の延長相当部分の厚みと実質的に同一とし、共に微細な余裕を付け加えて設計された横断面を構成させ、外力によりバックルの内側に変形させてオス部材をメス部材との係合から離脱させる際に、オス部材を脚の延長部分に相当する部分がメス部材の空洞の上下壁内に到達し、且つ突出部分が前記空洞の側壁を通過可能の位置にまで変形を許す大きさにメス部材の前記開口が設計されたことを特徴とするバックル。
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特公昭62-055401
  • 特開平4-221502
  • 着脱可能な雌雄型バツクル
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-195088   出願人:アイテイダブリユフアステツクスイタリアエス.ピー.エー.
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