特許
J-GLOBAL ID:200903081909925679

熱分解反応器中での熱分解による重合体、好ましくは廃棄タイヤ形態の重合体からのカーボンおよび炭化水素混合物の回収方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-566369
公開番号(公開出願番号):特表2002-523552
出願日: 1999年08月20日
公開日(公表日): 2002年07月30日
要約:
【要約】本発明は、熱分解によって廃棄タイヤまたは類似の重合体材料からカーボンと炭化水素混合物を回収する方法に関するものであり、好ましくは大きく切断した状態の材料が置かれた反応器(3)を用い、前もって生成され加熱された熱分解ガスを材料に導いて再循環させることによって材料が加熱され、そして、このようにして得られた熱分解ガスが反応器に連結された凝縮器(8)中で凝縮性生成物に凝縮される。熱分解プロセスの制御の可能性を改良するために、入口(6)と出口(7)を有する反応器を使用し、ガスを反応器(3)に導き、その中に置かれた重合体材料の上を通過させ、その結果、凝縮器(8)中で非凝縮少なくとも一部の熱分解ガスを予め定められた温度まで加熱し、そして、回路中の再循環によって反応器を通過させて、反応器中に置かれた重合体材料を加熱する。
請求項(抜粋):
外部から密閉し得る空間を有する反応器(3)中における熱分解処理であって、前記外部から密閉し得る空間中に材料をバッチ的に、適当な大きさに断片化した状態で充填し、それにより、その材料を前記反応器中において熱分解温度まで加熱し、このようにして得られる熱分解ガスを前記反応器に連結した凝縮器(8)中において凝縮する熱分解処理により、廃棄タイヤまたは類似の重合体材料からカーボンおよび炭化水素混合物を回収する方法であって、入口(6)と出口(7)を有する反応器(3)を使用して、ガスを前記反応器に導き、その中に置かれた重合体材料上を通過させ得るようにし、そうすることにより、前記凝縮器(8)中において非凝縮熱分解ガスの少なくとも一部を所定の温度まで加熱し、回路中を再循環させることにより、前記反応器に、その中に置かれた重合体材料を加熱するために導入することを特徴とする上記方法。
IPC (4件):
C10B 53/00 ZAB ,  B01D 5/00 ,  C08J 11/12 ,  C10G 1/10
FI (4件):
C10B 53/00 ZAB B ,  B01D 5/00 Z ,  C08J 11/12 ,  C10G 1/10
Fターム (21件):
4D076BC01 ,  4D076EA03X ,  4D076EA05X ,  4D076EA13Y ,  4D076EA16X ,  4D076EA20X ,  4D076EA31 ,  4D076FA03 ,  4D076FA12 ,  4D076HA03 ,  4D076JA03 ,  4F301AA03 ,  4F301CA09 ,  4F301CA25 ,  4F301CA26 ,  4F301CA42 ,  4H012HB07 ,  4H012HB09 ,  4H029CA08 ,  4H029CA14 ,  4H029CA15
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 高分子有機材料の加熱処理方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-320200   出願人:古河電気工業株式会社, 住友電気工業株式会社, 株式会社フジクラ, 三菱電線工業株式会社, 日立電線株式会社, 昭和電線電纜株式会社, 社団法人電線総合技術センター
  • 特開昭51-009175
  • 特開昭50-079582
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