特許
J-GLOBAL ID:200903081945361471

変性共役ジエン系重合体の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-094602
公開番号(公開出願番号):特開2006-274010
出願日: 2005年03月29日
公開日(公表日): 2006年10月12日
要約:
【課題】安定的に高変性率の変性共役ジエン系重合体を製造する方法に関し、更に、タイヤ用を中心に従来から共役ジエン系重合体ゴム組成物が使用されている用途に好適な材料を提供する。【解決手段】炭化水素溶媒中、有機リチウム化合物を開始剤として共役ジエン系単量体を重合、または共役ジエン系単量体と芳香族ビニル化合物とを共重合させた後に、得られた共役ジエン系重合体の活性末端と反応可能な官能基を有する多官能変性剤と反応させて、変性成分が20重量%以上であり、分子量(Mn:数平均分子量)が25万以上の変性共役ジエン系重合体を製造する。【選択図】なし
請求項(抜粋):
炭化水素溶媒中、有機リチウム化合物を開始剤として共役ジエン系単量体重合、または共役ジエン系単量体と芳香族ビニル化合物とを共重合させた後に、得られた共役ジエン系重合体の活性末端と反応可能な官能基を有する多官能変性剤と反応させて、変性成分が20重量%以上であり、分子量(Mn:数平均分子量)が25万以上の変性共役ジエン系重合体を製造する方法であって、 (1)不純物であるアセチレン類及びアレン類の全量が、全単量体に対して200ppm未満である単量体を用いて、 (2)単量体又は単量体と炭化水素溶媒を有機金属化合物で処理した後、重合反応器に供給し、 (3)連結された2基以上の重合反応器を使用して連続的に重合し、 (4)50〜85°Cの温度範囲で重合を行い、 (5)共役ジエン系重合体の活性末端と反応可能な多官能基を有する変性剤を反応させるに際して、アルカリ金属-窒素結合、アルカリ土類金属-窒素結合、アルカリ金属-炭素結合、アルカリ土類金属-炭素結合から選ばれる少なくとも1種の金属との結合を有する重量平均分子量2,000以下の低分子化合物を多官能基を有する化合物に対して官能基のモル数の0.05〜4倍モルを反応させることを特徴とする変性共役ジエン系重合体の製造方法。
IPC (4件):
C08F 8/00 ,  C08F 2/06 ,  C08F 4/48 ,  C08F 36/00
FI (4件):
C08F8/00 ,  C08F2/06 ,  C08F4/48 ,  C08F36/00 510
Fターム (27件):
4J011HA03 ,  4J011HB10 ,  4J011HB12 ,  4J011HB22 ,  4J011NB06 ,  4J015EA00 ,  4J100AB02Q ,  4J100AS02P ,  4J100CA04 ,  4J100CA31 ,  4J100FA08 ,  4J100FA19 ,  4J100HA55 ,  4J100HB29 ,  4J100HB61 ,  4J100HC05 ,  4J100HC33 ,  4J100HC39 ,  4J100HC43 ,  4J100HC50 ,  4J100HC59 ,  4J100HC63 ,  4J100HC75 ,  4J100HC78 ,  4J100HC85 ,  4J100HE05 ,  4J100HE41
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭57-73013号公報
  • 特開昭59-176311号公報
審査官引用 (2件)

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