特許
J-GLOBAL ID:200903081977752928

ローラミル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-127259
公開番号(公開出願番号):特開2000-317326
出願日: 1999年05月07日
公開日(公表日): 2000年11月21日
要約:
【要約】【課題】 多炭種運用、広域負荷運用、起動・停止も含めた負荷上昇・降下過程、に対して、超微粉炭を作り出す条件であっても、振動を起こすことなく静粛で安定に運用できるローラミル。【解決手段】 回転テーブル3と回転テーブルに刻設された粉砕レース5とタイヤ形粉砕ローラ4とを備えて石炭を粉砕するローラミルにおいて、粉砕ローラの噛込側の回転方向先端を回転テーブルの中心軸側に向け傾斜させてトーイン角度を形成させ、加圧フレームとブラケットの間に皿バネの積層構造であるリンクサポート25を振り子動作に対する抵抗体として設け、回転テーブル上の粉層に対して散水用のノズル12を設け、ローディングロッド側のみならず反対側のプランジャヘッド側にも逆油圧を加え、ミル起動又は停止時に逆油圧を高めてローディングロッド28と加圧フレーム23の連接を切り離して粉砕部の自己重量のみで粉砕を行わせるようにした。
請求項(抜粋):
ケーシング内部の下方部に設置された回転テーブルと、前記回転テーブルの外周に刻設された粉砕レースと、荷重を付与されて前記粉砕ローラ上に設けられた複数のタイヤ形粉砕ローラと、粉砕後の粉粒体を分級する分級機と、を備え、石炭を含む固体燃料又は固体原料を前記粉砕レース上の前記粉砕ローラにより粉砕するローラミルにおいて、前記粉砕ローラの噛込側の回転方向先端を前記回転テーブルの中心軸側に向け傾斜させてトーイン角度を形成させ、前記トーイン角度を0.9°以上1.8°未満の範囲から選定して、前記粉砕レース上における粉砕ローラを位置決めし、粉砕荷重を伝達するための加圧フレームと粉砕ローラのシャフトを支持するブラケットとの間に粉砕ローラの振り子動作における支軸となるピボットを介設させ、前記加圧フレームとブラケットの間に皿バネの積層構造であるリンクサポートを前記振り子動作に対する抵抗体として設け、粉砕ローラ毎に前記リンクサポートにおける積層皿バネの統括剛性を変化させ、前記剛性の差を少なくとも2倍以上4倍以下とし、前記回転テーブル上の粉層に対して散水用のノズルを設け、散水量の重量比割合を給炭量に対して1.5%以上23%未満とし、前記ノズルは略スリット状開口部を有して扇形の水噴霧を作り出し、前記ノズルを各粉砕ローラの中間位置に設置することを特徴とするローラミル。
Fターム (16件):
4D063EE03 ,  4D063EE14 ,  4D063EE21 ,  4D063GA05 ,  4D063GA06 ,  4D063GA07 ,  4D063GA08 ,  4D063GC12 ,  4D063GC19 ,  4D063GC22 ,  4D063GC23 ,  4D063GC25 ,  4D063GC40 ,  4D063GD01 ,  4D063GD11 ,  4D063GD24
引用特許:
審査官引用 (6件)
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