特許
J-GLOBAL ID:200903081980063068

板状の工作物、特に薄板に多行程でスリット切りする方法および機械

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-355873
公開番号(公開出願番号):特開2003-200228
出願日: 2002年12月06日
公開日(公表日): 2003年07月15日
要約:
【要約】【課題】 板状の工作物を多工程でスリット切りする方法及び装置の改良。【解決手段】 スリット工具(16)と工作物を切断開始スリット切り行程とこれに続く少なくとも1つのスリット切り行程の後で、最高、先に切出されたスリット長さに相応する戻し送り行程に亘って互いに相対的に移動させ、次いで切取り行程を実施し、その際、切断開始スリット切り行程とこれに続く少なくとも1つのスリット切り行程で切出された材料ストリップを、該材料ストリップと残った工作物との結合個所から間隔をおいて切取ること。この方法を実施する機械は行程制御装置を有する行程駆動装置で駆動されるスリット工具と戻し送り装置を有する戻し送り装置と送り制御装置を有する送り装置とを有している。
請求項(抜粋):
板状の工作物、特に薄板に多行程でスリット切りする方法であって、工作物の互いに向き合った側に配属された2つの工具部分(9,13;37)を有し、該工具部分(9,13;37)がそれぞれスリット方向(21)に延びる2つの縦切刃(22,25)と、該縦切刃(22,25)の端部にて該縦切刃(22,25)の間を、スリット方向(21)に対し横方向に延びる2つの横切刃(23,24;26,27)とを有し、縦切刃(22)が一方の工具部分(9)にて、スリット方向(21)で工作物に対して上向きに傾斜させられているスリット工具を使用し、当該方法の進行中に前記工具部分(9,13;37)を互いに相対的に工作物横方向でかつスリット工具(16,36)と工作物とを互いに相対的に送り方向(32)で移動させ、前記工具部分(9,13)の相対運動に際し、複数のスリット切り行程及び少なくとも1つの切取り行程の形をした行程を行い、前記工具部分(9,13;37)を用いて、スリット切り行程の間に、スリット方向(21)におかれた残った工作物との結合を有する材料ストリップ(31)を切出し、前記結合を切取り行程に際して同じ工具部分(9,13;37)で切取り、切断開始スリット切り行程に際しては、工作物縁から間隔を有する切断開始部を形成し、切断開始スリット切り行程のあとで切取り行程の前に、少なくとも1つの後続のスリット切り行程を行い、切断開始スリット切り行程と後続のスリット切り行程とに際し工作物に、前記切取り行程に際して達成可能な最大スリット長さを上回るスリット長さをスリット切りし、その際、工作物とスリット工具(16,36)とが前記工具部分(9,13;37)の行程の間、少なくとも1つ送り運動で互いに相対的に送り方向(32)で移動させられる形式のものにおいて、スリット工具(16,36)と工具とを、切断開始スリット切り行程とこれに続く少なくとも1つのスリット切り行程との後で、送り方向(32)と反対の戻し行程運動で戻し行程長さ(A)に亘って相対的に動かし、この戻し行程長さ(A)が最大、スリット方向(21)で見て後方に位置する前記工具部分(9,13)の横切刃(24,27)と、スリット方向(21)で見て後方に位置する、先に切出されたスリット区分の横方向の制限との間のスリット長さに相当していることを特徴とする、板状の工作物、特に薄板に多行程でスリット切りする方法。
IPC (4件):
B21D 28/00 ,  B21D 28/24 ,  B21D 28/36 ,  B23D 15/06
FI (4件):
B21D 28/00 C ,  B21D 28/24 Z ,  B21D 28/36 A ,  B23D 15/06 Z
Fターム (5件):
3C039AA25 ,  3C039AA46 ,  4E048CA02 ,  4E048CA04 ,  4E048CA11
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • DE-C3739029号明細書
  • US-A-5400682号明細書
審査官引用 (2件)

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