特許
J-GLOBAL ID:200903081993983549

二室型湿式排煙脱硫装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松永 孝義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-257000
公開番号(公開出願番号):特開2001-079337
出願日: 1999年09月10日
公開日(公表日): 2001年03月27日
要約:
【要約】【課題】 脱硫ファン動力を増加させることなく、下降流領域でのガス偏流を抑制することで脱硫性能の低下を防止し、信頼性が高く、安定した運転が可能な二室型湿式排煙脱硫装置を得ること。【解決手段】 吸収液を貯留する循環タンク7の上側に設けた吸収塔に、燃焼排ガスを入口ダクト2からほぼ水平方向に導入し、出口ダクト3からほぼ水平方向に排出する排ガス流路を有し、排ガス流路を入口ダクト側と出口ダクト側の二室に分割するための天井側に開口部を有した仕切板4を設けて導入排ガスが上向きに流れる上昇流領域12と、天井側の開口部で反転した後に出口ダクトに向けて下向きに排ガスが流れる下降流領域13を形成し、それぞれの領域12、13に設置したスプレノズル16、17から噴射される吸収液と排ガスを接触させて、排煙脱硫する。このとき下降流領域13の入口の少なくとも傾斜壁面20側の流路をガイドプレート18で他の流路に比べて絞ることにより、ガス偏流を抑制して脱硫性能の低下を防ぐ。
請求項(抜粋):
吸収液を貯留する循環タンクの上側に、ボイラなどの燃焼装置から排出される排ガスを入口ダクトからほぼ水平方向に導入し、出口ダクトからほぼ水平方向に排出する排ガス流路を有し、その排ガス流路を入口ダクト側と出口ダクト側の二室に分割するための天井側に開口部を有した仕切板を設けることで、入口ダクトから導入される排ガスが上向きに流れる上昇流領域と、天井側の開口部で反転した後に出口ダクトに向けて下向きに排ガスが流れる下降流領域を形成し、それぞれの領域に設置したスプレノズルから噴射される吸収液と排ガスを接触させて、排ガス中の硫黄酸化物を処理する吸収塔を備えた二室型湿式排煙脱硫装置において、下降流領域入口の少なくとも壁面側の流路を他の流路に比べて絞ることを特徴とする二室型湿式排煙脱硫装置。
IPC (4件):
B01D 53/50 ,  B01D 53/77 ,  B01D 53/18 ,  B01D 53/34 ZAB
FI (4件):
B01D 53/34 125 Q ,  B01D 53/18 E ,  B01D 53/34 ZAB ,  B01D 53/34 125 E
Fターム (24件):
4D002AA02 ,  4D002AC01 ,  4D002BA02 ,  4D002BA16 ,  4D002CA01 ,  4D002DA05 ,  4D002DA16 ,  4D002EA02 ,  4D002FA03 ,  4D002GA01 ,  4D002GB20 ,  4D002HA05 ,  4D002HA10 ,  4D020AA06 ,  4D020BA02 ,  4D020BA09 ,  4D020BB05 ,  4D020CB27 ,  4D020CC04 ,  4D020CC08 ,  4D020CC18 ,  4D020CD01 ,  4D020DA03 ,  4D020DB12
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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