特許
J-GLOBAL ID:200903082006754440

変形可能ミラー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀策
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-065196
公開番号(公開出願番号):特開平10-261239
出願日: 1997年03月18日
公開日(公表日): 1998年09月29日
要約:
【要約】【課題】 変形性を向上でき、弾性変形に要するエネルギーを低減できる変形ミラーを提供する。【解決手段】 可撓性部材2の外周縁部に密着してこれを支持する平面部34とその内側に可撓性部材2の弾性変形を許す空間を形成する曲面部3を有する参照面基板6の断面形状を、必ず特定の収差を発生して収差補償しなければならない部分の半径r1、特定の収差を発生すべく設計された部分の半径r2、曲面部3の最深部の半径r3、曲面部3から周縁部の平面部34へ遷移する部分の半径r4、平面部34の外側半径をr5とした場合に、r2までの部分が球面で形成され、r1からr3迄の部分が関数f(r)で表され、r1からr3間に変極点が1つ存在し、変極点よりr3側ではf”(r)>0となる曲線で形成する。
請求項(抜粋):
表面に入射光を反射する反射面を有する弾性変形可能な可撓性部材と、該可撓性部材の裏面側に、該裏面と対向する形に設置され、該可撓性部材の変形を許す空間を有する曲面部及び該曲面部の周縁部に該可撓性部材を支持する平面部が形成された参照面基板とを備え、該可撓性部材を該曲面部に吸着させて変形させた際に、該反射面の変形により該入射光に一定の収差を与え、これにより異なる基板厚さの光ディスクに対して正確な記録再生動作を可能にした変形可能ミラーであって、該曲面部の該参照面基板の中心部に対する片側断面形状が、該曲面部において必ず特定の収差を発生して収差補償しなければならない部分の該中心部からの半径をr1、該曲面部において特定の収差を発生すべく設計された部分の該中心部からの半径をr2、該曲面部の最深部の該中心部からの半径をr3、該曲面部から該周縁部の該平面部へ遷移する部分の半径をr4及び該平面部の最外側における半径をr5とした場合に、該中心部から半径r2までの部分が球面で形成され、かつ半径r1から半径r3までの部分がrの関数f(r)で表され、半径r1から半径r3までの間に変極点が1つ存在し、該変極点から半径r3までの部分がf”(r)>0となる曲線で形成されている変形可能ミラー。
IPC (3件):
G11B 7/135 ,  G02B 5/10 ,  G02B 7/185
FI (3件):
G11B 7/135 Z ,  G02B 5/10 B ,  G02B 7/18 701
引用特許:
審査官引用 (2件)

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