特許
J-GLOBAL ID:200903082050212930

高速オブジェクト間通信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小笠原 吉義 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-232781
公開番号(公開出願番号):特開2000-067018
出願日: 1998年08月19日
公開日(公表日): 2000年03月03日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、通信相手のオブジェクトが自プロセッサ内にある場合には、通信路装置を介さない送信を可能にし、通信の高速化を図ることを目的としている。【解決手段】 送信側オブジェクトからデータ開始位置情報、受信側プロセッサ情報、受信側オブジェクト情報を含む通信要求を受信した時に、送信側オブジェクトと受信側オブジェクトとが同一のプロセッサに配備されていると判定した場合には、通信路装置を介さないで直接的に受信側通信処理プログラムに送る。
請求項(抜粋):
複数のプロセッサとこれを結合する通信路装置からなり、該プロセッサ上に搭載される送信側オブジェクトから受信側プロセッサと受信側オブジェクトとを指定してオブジェクト間通信を実現する通信システムにおいて、送信側通信処理部にあって、送信側オブジェクトの要求に従い送信用バッファからヘッダ部とデータ部とから成り立つ転送データについての蓄積用のバッファを確保してデータ部のデータ開始位置情報を該送信側オブジェクトに返送する送信側データ格納手段と、送信側オブジェクトからデータ開始位置情報、受信側プロセッサ情報、受信側オブジェクト情報を含む通信要求を受信した時に、該受信側プロセッサ情報と予め蓄積されていた送信側プロセッサ情報とを比較して、送信側オブジェクトと受信側オブジェクトとが同一のプロセッサに配備されていると判定した場合には、受信側通信処理プログラムに送り、送信側オブジェクトと受信側オブジェクトとが同一のプロセッサに配置されていないと判定した場合には、送信側通信路制御手段に前記通信要求を引き渡す送信側判別手段と、データ開始位置情報に予め与えられたヘッダ長を足してヘッダ開始位置情報を求め、送信側オブジェクトの指定した受信側プロセッサ情報と受信側オブジェクト情報とをヘッダ部に通信路装置で規定された所定の形式に編集して書き込み、通信路装置に転送データを引き渡す送信側通信路制御手段と、受信側通信処理部にあって、前記通信路装置から転送データを受け取り、受信バッファに格納して、ヘッダ長からデータ開始位置情報を求める受信側通信路制御手段と、前記送信先判別手段あるいは前記受信側通信路制御手段から、転送データのデータ開始位置情報を受け取り、該転送データ内のヘッダ部内に含まれるオブジェクト名を読み取り、受信オブジェクトを確定してデータ開始位置情報を該受信オブジェクトに引き渡す配送手段と、を有することを特徴とする高速オブジェクト間通信装置。
IPC (4件):
G06F 15/16 620 ,  G06F 9/46 360 ,  G06F 13/00 353 ,  G06F 15/177 676
FI (4件):
G06F 15/16 620 S ,  G06F 9/46 360 F ,  G06F 13/00 353 Q ,  G06F 15/177 676 A
引用特許:
審査官引用 (3件)

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