特許
J-GLOBAL ID:200903082051863331

超電導装置用電流リード

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-258469
公開番号(公開出願番号):特開平9-027415
出願日: 1995年10月05日
公開日(公表日): 1997年01月28日
要約:
【要約】【課題】低温側リードの導体として用いる高温酸化物超電導体が常電導転移に伴って破損し通電不能となる事態が生じても、超電導装置の室温への昇温や破損部分の交換を行わずとも再度通電が可能な低侵入熱の電流リードを得る。【解決手段】良導電性金属を導体とする高温側リード13と、低温端に低温端子15を接続した高温酸化物超電導体を導体とする低温側リード12を、良導電性金属からなる中間接続体14により導電接続して直列接続体を構成し、さらに、中間接続体14と低温端子15との間に、金属系超電導体あるいは化合物系超電導体からなる超電導導体を接続して、低温側リード12との並列接続体を形成する。低温側リード12が破損し通電不能となった際には、冷却用のヘリウムガスの流量を増加して超電導導体を超電導状態とし電流を通流させる。
請求項(抜粋):
真空断熱容器の液体ヘリウム容器内に液体ヘリウムに浸漬して収納される超電導コイルに外部電源より電流を通流する超電導装置用電流リードで、良導電性金属を導体とする高温側リードと、高温酸化物超電導体を導体とする低温側リードの直列接続体で構成されるものにおいて、金属系超電導体または化合物系超電導体からなる超電導導体が、前記低温側リードに並列に電気接続されていることを特徴とする超電導装置用電流リード。
IPC (2件):
H01F 6/00 ZAA ,  H01L 39/06 ZAA
FI (2件):
H01F 7/22 ZAA J ,  H01L 39/06 ZAA
引用特許:
審査官引用 (1件)

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