特許
J-GLOBAL ID:200903082123767073

自動車の車輪懸架装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-110374
公開番号(公開出願番号):特開平6-064419
出願日: 1992年04月28日
公開日(公表日): 1994年03月08日
要約:
【要約】【目的】 懸架装置の前後方向コンプライアンス及び制動時のキャスタ剛性の両方を満足させる。【構成】 ナックル2の上下両端を支承するアッパコントロールアーム7及びロアコントロールアーム8の基端後部は車体フレーム15に弾性支持され、それらの基端前部は車体に上下方向に支持した連結ロッド16の中間部および下部にそれぞれボールジョイント25,26を介して支持される。連結ロッド16は、その下端が上端に対して車体左右方向に移動可能に弾性支持される。車輪1が路面の凹凸に乗り上げてナックル2に車体後方への荷重Fが加わると、連結ロッド16の下端が車体外側に移動して懸架装置の前後方向コンプライアンスが確保される。また制動時にナックル2にモーメントMが作用すると、そのモーメントMは連結ロッド16の内部曲げ応力として吸収され、制動時のキャスタ剛性が確保される。
請求項(抜粋):
車輪(1)を支承するナックル(2)に先端を枢支した上下一対のアッパコントロールアーム(7)及びロアコントロールアーム(8)の各基端をそれぞれ前後二個所で車体側に上下揺動自在に枢支した自動車の車輪懸架装置において、下端が上端を中心にして車体左右方向に移動し得るように車体に弾性支持した連結ロッド(16)の上下方向中間部及び下部に、それぞれアッパコントロールアーム(7)及びロアコントロールアーム(8)の基端前部又は基端後部を枢支したことを特徴とする、自動車の車輪懸架装置。
IPC (2件):
B60G 3/20 ,  B60G 7/00
引用特許:
審査官引用 (2件)

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