特許
J-GLOBAL ID:200903082132648214

弁開閉時期制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-343122
公開番号(公開出願番号):特開平10-184320
出願日: 1996年12月24日
公開日(公表日): 1998年07月14日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 カムシャフトのトルク変動に伴う制御流体の脈動により、ノックピン124が退避孔120内で振動して発生する打音を防止すること。【解決手段】 ノックピン124の摺動方向に油圧を供給する第3孔146または第4溝154の少なくとも一方は、カムシャフトとタイミングプーリ70の位相が所定の位置になるときだけ連通するように構成したこと。
請求項(抜粋):
クランクシャフトの回転を吸気弁又は排気弁を開閉させるカムシャフトに伝達する回転伝達機構に配置される弁開閉時期制御装置であって、カムシャフトと相対回転可能にカムシャフトの外周に取り付けられ、内周部に複数の流体室を形成する仕切壁を備えたハウジングと、前記カムシャフトに取り付けられ、前記流体室を進角室と遅角室とに区画するベーンと、前記進角室または前記遅角室の一方へ流体を給排する第1の流体通路と、前記進角室または前記遅角室の他方へ流体を給排する第2の流体通路と、前記ハウジングまたは前記カムシャフトの一方に設けられた退避孔と、前記ハウジングまたは前記カムシャフトの他方に設けられた受容孔と、前記退避孔に摺動自在に配置され、前記ハウジングと前記カムシャフトとが所望の位相となったときに一部が受容孔に係合可能なノックピンとからなる位相保持機構と、前記ノックピンの前記受容孔への係合を解除するための流体を給排する第3の流体通路とからなる弁開閉時期制御装置において、前記第3の流体通路は前記ハウジングと前記カムシャフトとが所望の位相となったときにのみ前記受容孔に連通することを特徴とする弁開閉時期制御装置。
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (1件)
  • 特開平1-092504

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