特許

J-GLOBAL ID：200903082155296765

耐摩耗性に優れたアルミニウム鋳造合金及びその製造方法

発明者： 倉増 幸雄 ,  橋本 昭男 ,  滑川 洋児 ,  北岡 山治 ,  渡辺 浩児 ,  津島 健次 ,  鞘師 守
出願人/特許権者： 日本軽金属株式会社 ,  日産自動車株式会社 ,  株式会社日軽技研
代理人 (1件)： 小倉 亘
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-045963
公開番号（公開出願番号）：特開平7-252567
出願日： 1994年03月16日
公開日（公表日）： 1995年10月03日
要約：

【要約】【目的】 耐摩耗性及び切削性に優れたアルミニウム鋳造合金を得る。【構成】 このアルミニウム鋳造合金は、Si:14.0〜16.0%,Cu:2.0〜5.0%,Mg:0.1〜1.0%,Mn:0.3〜0.8%,Cr:0.1〜0.3%,Ti:0.01〜0.20%,P:0.003〜0.02%及びFe:1.5%以下を含み、Ca含有量が0.005%以下に規制され、且つ初晶Si及びAl-Si-Fe-Mn-Cr系金属間化合物が共に粒径5〜30μmの晶出物として分散している組織をもっている。合金溶湯を冷却速度50〜200°C/秒で鋳造することにより製造される。【効果】 初晶Si及びAl-Si-Fe-Mn-Cr系金属間化合物の粒径が共に5〜30μmの範囲にあるとき、耐摩耗性及び切削性が向上する。

請求項（抜粋）：

Si:14.0〜16.0重量%,Cu:2.0〜5.0重量%,Mg:0.1〜1.0重量%,Mn:0.3〜0.8重量%,Cr:0.1〜0.3重量%,Ti:0.01〜0.20重量%,P:0.003〜0.02重量%及びFe:1.5重量%以下を含み、Ca含有量が0.005重量%以下に規制され、且つ初晶Si及びAl-Si-Fe-Mn-Cr系金属間化合物が共に粒径5〜30μmの晶出物として分散している組織をもつ耐摩耗性に優れたアルミニウム鋳造合金。

IPC (2件)：

C22C 21/02 ,  C22F 1/043

引用特許：

審査官引用 (5件)

• 耐摩耗性に優れたアルミニウム鋳造合金
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平3-270209   出願人：日本軽金属株式会社, 株式会社日軽技研, 日産自動車株式会社
• 特開平1-147039
  
• 特開平3-170634
  
• 耐摩耗性摺動部材
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平6-046011   出願人：株式会社リケン, 日産自動車株式会社
• 特開昭48-102035