特許
J-GLOBAL ID:200903082164213015

ドライバ回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-108314
公開番号(公開出願番号):特開平9-298427
出願日: 1996年04月26日
公開日(公表日): 1997年11月18日
要約:
【要約】【課題】 駆動用トランジスタでの発熱量の低減、チップサイズの縮小、及び安定した過電流検出が可能なドライバ回路を提供する。【解決手段】 負荷を駆動するトランジスタT11のベース電流は、PNP型トランジスタT4,T5にて構成されたカレントミラー回路16の出力電流を、NPN型トランジスタT7,T8にて構成されたカレントミラー回路18にて増幅することにより生成される。NPN型トランジスタは、PNP型トランジスタより、素子サイズに対する電流駆動能力が大きいため、カレントミラー回路18は、トランジスタT11が十分な負荷電流ILを流せるようなベース電流を供給でき、トランジスタT11は、単独で負荷を駆動できるので、他のトランジスタがダーリントン接続されている場合に比べて、出力電圧Voが小さくなり、トランジスタT11での消費電力、延いては発熱を抑えることができる。
請求項(抜粋):
PNP型トランジスタにて構成された第1カレントミラー回路と、外部からの入力信号に応じて、上記第1カレントミラー回路の入力側トランジスタのコレクタに定電流を流すスイッチング部と、上記第1カレントミラー回路の出力側トランジスタのコレクタ電流を増幅する増幅部と、該増幅部の出力電流をベース電流として動作し、コレクタ或はエミッタに接続された負荷を駆動する駆動用トランジスタと、を備えたドライバ回路において、上記増幅部は、NPN型トランジスタにて構成された第2カレントミラー回路からなり、入力側トランジスタのコレクタが上記第1のカレントミラー回路の出力側トランジスタのコレクタに接続され、入出力両側のトランジスタで共通に接続されたエミッタが上記駆動用トランジスタのベースに接続されていることを特徴とするドライバ回路。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭58-105610
  • 特開平2-138608
  • 電流検出回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-008853   出願人:日本電気アイシーマイコンシステム株式会社

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