特許
J-GLOBAL ID:200903082166564745
ヘリコバクター・ピロリ菌臨床分離株のb-ラクタム系抗生物質アモキシシリン耐性に関与しているpbp1遺伝子の塩基配列とそれに基づいたアミノ酸配列の変異とその変異を有するヘリコバクター・ピロリ変異株およびそれらの診断と治療法開発への利用法
発明者:
,
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
高木 義輝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-292548
公開番号(公開出願番号):特開2004-121141
出願日: 2002年10月04日
公開日(公表日): 2004年04月22日
要約:
【課題】臨床分離株のアモキシシリン耐性ヘリコバクター・ピロリの耐性機構を解明することにより、アモキシシリン耐性に関与している pbp1 遺伝子変異を明らかにすると共に、それらのヘリコバクター・ピロリ変異株を利用した薬物スクリーニングや pbp1 遺伝子の塩基配列とそれに基づいたアミノ酸配列の変異情報をもとにした薬剤耐性菌の診断と遺伝子配列情報を利用した新規抗生物質や遺伝子治療などの治療法開発への利用が課題である。【解決手段】本発明では、インビトロでヘリコバクター・ピロリにアモキシシリン耐性を誘起することにより、耐性株への形質転換は、PBP1のC末端側半分に存在する penicillin-binding module 領域における変異が重要であることが示された。これにより、作用メカニズムが明らかな薬物をスクリーニングや pbp1 遺伝子の塩基配列とそれに基づいたアミノ酸配列の変異情報をもとにした薬剤耐性菌の診断と遺伝子配列情報を利用した新規抗生物質や遺伝子治療などの治療法開発することが可能となる。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
ヘリコバクター・ピロリの pbp1 遺伝子の塩基配列とそれに基づいたアミノ酸配列、特にそのC末端側半分の領域に変異を有することにより、アモキシシリン(b-ラクタム系抗生物質で、構造としてペニリシリン系、セフェム系、カルバペネム系、モノバクタムに共通のb-ラクタム環を持ち、pbp1 遺伝子産物に結合することが本特許の請求に関与している作用活性である)耐性が発現することを特徴とするヘリコバクター・ピロリ変異株とその pbp1 遺伝子の変異。
IPC (11件):
C12N15/09
, A61K45/00
, A61P31/04
, C12N1/20
, C12N1/21
, C12N15/01
, C12Q1/02
, G01N33/15
, G01N33/50
, G01N33/53
, G01N33/566
FI (12件):
C12N15/00 A
, A61K45/00
, A61P31/04
, C12N1/20 A
, C12N1/21
, C12Q1/02
, G01N33/15 Z
, G01N33/50 Z
, G01N33/53 D
, G01N33/53 M
, G01N33/566
, C12N15/00 X
Fターム (36件):
2G045AA34
, 2G045AA35
, 2G045AA40
, 2G045BA11
, 2G045BB50
, 2G045DA12
, 2G045DA13
, 2G045DA14
, 2G045DA36
, 2G045FB02
, 4B024AA01
, 4B024AA11
, 4B024CA01
, 4B024DA05
, 4B024GA11
, 4B063QA06
, 4B063QQ06
, 4B063QQ16
, 4B063QQ20
, 4B063QQ42
, 4B063QR32
, 4B063QR68
, 4B063QR75
, 4B063QS24
, 4B063QS34
, 4B063QS38
, 4B063QX01
, 4B065AA01X
, 4B065AA01Y
, 4B065AB01
, 4B065AC10
, 4B065BA01
, 4B065CA44
, 4B065CA46
, 4C084AA16
, 4C084ZB32
引用文献:
前のページに戻る