特許
J-GLOBAL ID:200903082201686646

透析治療用装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奥山 尚一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-040931
公開番号(公開出願番号):特開2000-237305
出願日: 2000年02月18日
公開日(公表日): 2000年09月05日
要約:
【要約】【課題】 大がかりな装置を必要とせず、簡単な方法により透析液流量を減少させる透析治療用装置を完成させること、および透析治療用装置内に於ける減少透析液流量の制御方法を提供すること。【解決手段】 半透過性膜(2)により血液チャンバー(3)および及透析液チャンバー(4)に分割された透析器(1)の血液チャンバーを含む体外血液循環回路を有する透析治療用装置に於いて、透析液チャンバーを通過する減少した透析液流量を調整するために、透析液の一部をバイパスライン(14)に迂回させる。透析液流量減少時、透析液流路内の物質濃度は実質的に血液循環中の物質濃度と等しいため、透析液側の測定のみにより血液動態パラメータを決定できる。透析液をバイパスラインに迂回させると、温度制御に関する問題が生じない。さらに透析液の組成と均一化性も透析治療中の状態に正確に対応している。
請求項(抜粋):
半透過性膜(2)により血液チャンバー(3)および透析液チャンバー(4)に分割された透析器(1)の血液チャンバーを含む体外血液循環回路、透析液チャンバー入り口と結合する透析液ラインの透析液供給ライン(9)および透析チャンバー出口と結合する透析液排出ライン(12)、透析液チャンバー上流にて供給ラインより分枝するバイパスライン(14)、バイパスライン内ならびに供給ラインおよび/または排出ライン内に取り付けられる透析液流量調整装置(15、16、17;20、21;24;25;27、28)、およびバイパスラインならびに供給ラインおよび/または排出ライン内の透析液流量調整装置の制御装置(18)を有し、透析液流量調整装置(15、16、17;20、21;24;25;27、28)の制御装置が、透析液チャンバー(4)を通過する透析液流量を減少するための運転モードを設定可能な様に形成されており、そのモードではバイパスライン(14)内ならびに供給ラインおよび/または排出ライン(9、12)内の透析液流量調整装置を少なくとも一部自由に制御できるにことを特徴とする透析治療用装置。
IPC (2件):
A61M 1/14 557 ,  A61M 1/14 551
FI (2件):
A61M 1/14 557 ,  A61M 1/14 551
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

前のページに戻る