特許
J-GLOBAL ID:200903082235081689

コンクリート点検システムの赤外線法による欠陥種類判定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山名 正彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-415037
公開番号(公開出願番号):特開2005-172683
出願日: 2003年12月12日
公開日(公表日): 2005年06月30日
要約:
【課題】コンクリート構造物の欠陥を赤外線カメラで撮像した赤外線熱画像から得られる温度分布や温度変化から最頻値及び標準偏差値等の統計的分析法により判定する統計的欠陥判定方法を提供する。【解決手段】第1の赤外線カメラによりコンクリート構造物の表面の初期温度を撮像し、加熱後に第2の赤外線カメラによりコンクリート構造物の赤外線エネルギー量の変化を撮像し、加熱後の数値データから加熱前の数値データを対応する升目毎に差し引いて温度差分布を作成し、当該温度差分布を更に縦横の行列方式で複数の判定範囲に分け、判定範囲分けされた温度差分布の区分毎に最頻値および標準偏差値を算出し、予め健全部とみなされた値と比較して、空洞、ひび割れ、ジャンカ等いずれの欠陥種類であるかを判定する。【選択図】図3
請求項(抜粋):
コンクリート構造物の表面を加熱し、加熱後のコンクリート構造物の表面から放射される赤外線エネルギー量の変化(温度分布)を温度データとして赤外線カメラで撮像し、その赤外線熱画像から得られた温度差分布を最頻値及び標準偏差値等の統計的分析法により空洞、ひび割れ、ジャンカ等の欠陥種類を特定する方法であって、 第1の赤外線カメラによりコンクリート構造物の表面の初期温度を撮像し、計測直後に同じコンクリート構造物の表面を加熱し、加熱後に第2の赤外線カメラによりコンクリート構造物の表面から放射される赤外線エネルギー量の変化を撮像するステップと、 第1、第2の赤外線カメラで撮像した同一位置の加熱前及び加熱後の赤外線画像を縦横の行列方式に区分し、各升目の数値データを算出して埋め、加熱後の数値データから加熱前の数値データを対応する升目毎に差し引いて温度差分布を作成し、当該温度差分布を更に縦横の行列方式で複数の判定範囲に分けるステップと、 判定範囲分けされた温度差分布の区分毎に、少なくとも最頻値および標準偏差値を算出し、予め健全部とみなされた値と比較して、空洞、ひび割れ、ジャンカ等いずれの欠陥種類であるかを判定するステップと から成ることを特徴とする、コンクリート点検システムの赤外線法による欠陥種類判定方法。
IPC (2件):
G01N25/72 ,  G01J5/48
FI (2件):
G01N25/72 K ,  G01J5/48 A
Fターム (18件):
2G040AA06 ,  2G040AB08 ,  2G040BA14 ,  2G040BA25 ,  2G040CA01 ,  2G040CA02 ,  2G040CA23 ,  2G040DA06 ,  2G040DA25 ,  2G040EA02 ,  2G040HA02 ,  2G040HA05 ,  2G040HA08 ,  2G040HA16 ,  2G066AC09 ,  2G066BA60 ,  2G066CA02 ,  2G066CA04
引用特許:
出願人引用 (4件)
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