特許
J-GLOBAL ID:200903082257645764

ベーンポンプ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-174217
公開番号(公開出願番号):特開2001-003875
出願日: 1999年06月21日
公開日(公表日): 2001年01月09日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】ベーンポンプにおいて、ベーンの確実な押出しと、圧力の高い方の吐出ポートから吐出される作動油が低い方の吐出ポートに漏れないようにする。【解決手段】カムリング4の内周面41の長径方向両端部分とロータ5の外周面との間に形成される一対のポンプ室P1、P2の吸入領域に開口する吸入ポート32、33と、これらポンプ室の各吐出領域に独立して開口する吐出ポート34、35とを側壁部材2、3に設け、側壁部材のロータ5と摺接する面に、スリット51の内周側端部に通じる複数の円弧状の背圧溝36、37を凹設し、これら背圧溝にポンプ吐出圧を導入するように構成し、前記両吐出ポート34、35をそれぞれ別個のアクチュエータに接続したベーンポンプにおいて、前記両吐出ポート34、35のうち、吐出圧の高い方の吐出ポートのみを背圧溝36、37に連通する制御弁60を両吐出ポートに接続する。
請求項(抜粋):
略楕円形状の内周面を有するカムリングと、このカムリングに回転可能に収納されたロータと、このロータに形成されたスリット内に放射方向へ摺動可能に挿入された複数のベーンと、前記カムリング及びロータの両側部を閉塞する一対の側壁部材と、前記カム内周面の長径方向両端部分と前記ロータ外周面との間に形成される一対のポンプ室の吸入領域に開口する吸入ポートと前記一対のポンプ室の各吐出領域に独立して開口する吐出ポートとを前記側壁部材に設け、側壁部材のロータと摺接する面に、前記スリットの内周側端部に通じる複数の円弧状の背圧溝を凹設し、隣合う背圧溝同士を連通溝で連通するとともに、前記背圧溝にポンプ吐出圧を導入するように構成し、前記吐出ポートの各々を別個のアクチュエータに接続したベーンポンプにおいて、前記両吐出ポートのうち、吐出圧の高い方の吐出ポートのみを前記背圧溝に連通する制御弁を前記両吐出ポートに接続したことを特徴とするベーンポンプ。
IPC (2件):
F04C 2/344 341 ,  F04C 2/344 331
FI (2件):
F04C 2/344 341 C ,  F04C 2/344 331 J
Fターム (12件):
3H040AA03 ,  3H040BB05 ,  3H040BB11 ,  3H040CC05 ,  3H040CC18 ,  3H040DD03 ,  3H040DD07 ,  3H040DD20 ,  3H040DD23 ,  3H040DD28 ,  3H040DD33 ,  3H040DD40
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 流体機械
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-012804   出願人:日本電装株式会社

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