特許
J-GLOBAL ID:200903082260681038

クランクシャフトの搬送・位相決め装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奥山 尚男 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-249416
公開番号(公開出願番号):特開2001-072223
出願日: 1999年09月03日
公開日(公表日): 2001年03月21日
要約:
【要約】【課題】 高周波誘導加熱コイルの直下位置でのピン部の位相決めを行なわずに済み、ひいては熱処理(焼入処理等)のサイクルタイムの短縮を図ることができるクランクシャフトの搬送・位相決め装置を提供する。【解決手段】 ジャーナル部支持用のV字ブロック11〜13がそれぞれ固定された固定ビーム14と、ジャーナル部支持用のV字ブロック21〜24がそれぞれ固定された可動ビーム25と、可動ビーム25の昇降機構50及び前後進機構30から成る搬送機構と、クランクシャフト70の搬送方向において固定ビーム14のV字ブロック12と同位置に配置されかつ任意の同位相のピン部と同間隔をもって互いに対向するピン部支持用のV字ブロック61と、V字ブロック61を上下方向に昇降させる昇降機構60aと、クランクシャフト70の回転軸心の直下位置に位相決めされたピン部1Pを保持するU字ブロック27とを設ける。
請求項(抜粋):
回転軸と同軸のジャーナル部、及び、このジャーナル部から偏心した位置に同位相と180 ゚との位相間隔をもって配設されたピン部を有するクランクシャフトを、前記回転軸を水平に保ちながら前記回転軸に対して直角でかつ水平の方向に搬送すると共に、前記ピン部の位相の位相決めを行なうようにしたクランクシャフトの搬送・位相決め装置において、(a) 間隔M及び間隔2Mを隔てた3箇所に一対のジャーナル部支持用のV字ブロックがそれぞれ固定された固定ビームと、(b) 前記固定ビームに対して平行に配置され、かつ、等間隔Mを隔てた4箇所に一対のジャーナル部支持用のV字ブロックがそれぞれ固定された可動ビームと、(c) 前記可動ビームを上下方向に昇降させる昇降機構、及び、前記可動ビームを水平方向に前後進させる前後進機構とから成る搬送機構と、(d) クランクシャフトの搬送方向において前記固定ビームの第2番目のV字ブロックと同位置に配置され、かつ、任意の同位相のピン部と同間隔をもって互いに対向するようにプレート上に固定されたピン部支持用の一対のV字ブロックと、(e) 前記プレート上の一対のV字ブロックを前記プレートと共に上下方向に昇降させる昇降機構と、(f) 前記可動ビーム上の第2番目の一対のV字ブロックと平行に配置され、かつ、クランクシャフトの回転軸心の直下位置に位相決めされたピン部を保持するU字ブロックと、をそれぞれ具備することを特徴とするクランクシャフトの搬送・位相決め装置。
Fターム (5件):
3F036BA01 ,  3F036CA04 ,  3F036CB02 ,  3F036CB08 ,  3F036CB19
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

前のページに戻る