特許
J-GLOBAL ID:200903082332326378

廃棄物の処理方法および処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須山 佐一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-058655
公開番号(公開出願番号):特開平9-248548
出願日: 1996年03月15日
公開日(公表日): 1997年09月22日
要約:
【要約】【課題】 構成材として発泡ウレタン樹脂のようなハロゲン化炭化水素含有発泡樹脂を有する廃棄物を、環境にハロゲン化炭化水素を放出することなく再資源化処理し、油、金属その他の有価物を分離回収する方法および装置を提供する。【解決手段】 本発明の廃棄物の処理方法は、構成材としてハロゲン化炭化水素含有発泡樹脂を有し樹脂と一体化した金属を有する廃棄物を、乾溜・熱分解する工程と、前記工程で発生した炭化水素ガスを冷却凝縮させて油を回収する工程と、前記熱分解工程で発生したハロゲン化炭化水素ガスをハロゲン化水素と二酸化炭素とに分解する工程と、前記熱分解工程の残渣から磁力選別や渦電流選別により所定の金属を物理的に除去した後、残渣を真空加熱して蒸気圧の高い金属を蒸発させて回収する工程とを備えている。
請求項(抜粋):
構成材の一部としてハロゲン化炭化水素含有発泡樹脂を有し、かつ前記発泡樹脂あるいはその他の樹脂と一体化した金属を有する廃棄物を、乾溜・熱分解し、前記ハロゲン化炭化水素ガスを発生させるとともに、炭化水素ガスを発生させる熱分解工程と、前記炭化水素ガスを冷却して凝縮させ、油を回収する工程と、前記ハロゲン化炭化水素ガスをハロゲン化水素と二酸化炭素とに分解するハロゲン化炭化水素分解工程と、前記熱分解工程の残渣から、必要に応じて所定の金属を物理的に除去した後、その残渣を真空に保持された密閉容器内で温度および圧力を調節しながら加熱し、前記残渣に含まれる蒸気圧の高い金属を蒸発させ回収する工程とを、具備することを特徴とする廃棄物の処理方法。
IPC (8件):
B09B 5/00 ZAB ,  B09B 5/00 ,  A62D 3/00 ZAB ,  B09B 3/00 ,  C10B 53/00 ,  B29B 17/00 ZAB ,  C08J 11/00 ZAB ,  C08J 11/12 CEU
FI (8件):
B09B 5/00 ZAB Q ,  A62D 3/00 ZAB ,  C10B 53/00 B ,  B29B 17/00 ZAB ,  C08J 11/00 ZAB ,  C08J 11/12 CEU ,  B09B 3/00 302 A ,  B09B 5/00 C
引用特許:
出願人引用 (3件)

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