特許

J-GLOBAL ID：200903082372146194

CAEプログラムおよびCAE装置

発明者： 岡部 俊一
出願人/特許権者： 積水化学工業株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2005-044860
公開番号（公開出願番号）：特開2006-243774
出願日： 2005年02月21日
公開日（公表日）： 2006年09月14日
要約：

【課題】 過去の形状と現在の形状の関係が、形はほぼ同じで大きさが異なる場合、ほぼ同じ形ほぼ同じ大きさで絶対的な座標が異なっている場合、ほぼ同じ形ほぼ同じ大きさほぼ同じ絶対的な座標で形の向きが異なっている場合においても、蓄積された過去のCAE諸条件を、CAEを実行しようとしている現状の形状に自動的に設定可能とする。【解決手段】 CAE諸条件自動設定部8は、レポート検索後に「この諸条件でCAE設定を試みる」ボタンが押されると、レポート格納部7のCAE諸条件ファイルを読み取り、新たに読み込まれた形状にこのCAE諸条件を適用する。そのとき、CAE諸条件に含まれている形状エンティティの代表位置と、現在の形状エンティティの代表位置との近さを判定する前処理として、形状エンティティ代表位置変換部9は、形状エンティティの代表位置に対して、形状の代表サイズ、代表位置、向きを利用した、数値演算や座標変換を行う。【選択図】図1

請求項（抜粋）：

種々のCAE結果をCAE事例としてCAE事例格納手段に順次蓄積するステップと、 蓄積された種々のCAE事例を検索するステップと、 CAEの諸条件とその諸条件を適用された形状エンティティの代表位置とを記述したCAE諸条件ファイルを出力するCAE諸条件ファイル出力ステップと、 出力されたCAE諸条件ファイルを、対応するCAE事例とともにCAE事例格納手段に格納するCAE事例格納ステップと、 前記検索機能により検索されたCAE事例の中から一つのCAE事例が選択された場合には、その選択されたCAE事例に対応するCAE諸条件ファイルからCAE諸条件を読み取り、その読み取ったCAE諸条件を現在の形状に順次設定するCAE諸条件設定ステップとを有し、 前記CAE諸条件設定ステップは、選択された諸条件を現在の形状に順次設定する際、個別の形状エンティティに対して設定する諸条件については、CAE諸条件に含まれている形状エンティティの代表位置に最も近い現在の形状エンティティに当該諸条件を適用することにより、過去のCAEに適用されている材料、固定条件、負荷条件、メッシュなどのCAE諸条件を、現在の形状に設定するステップであって、前記CAE諸条件に含まれている形状エンティティの代表位置と現在の形状エンティティの代表位置との近さを判定する際に、形状エンティティの代表位置に対して座標変換を行った後に、近さ判定を行うことを特徴とするCAEプログラム。

IPC (1件)：

G06F 17/50

FI (2件)：

G06F17/50 612J ,  G06F17/50 614A

Fターム (3件)：

5B046HA05 ,  5B046JA07 ,  5B046KA05

引用特許：

出願人引用 (1件)

• 汎用解析システムおよび汎用解析処理プログラムならびに汎用解析処理プログラムを記録した記録媒体
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2002-124656   出願人：積水化学工業株式会社