特許
J-GLOBAL ID:200903082399701009

揮発性有機物回収方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 内田 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-112056
公開番号(公開出願番号):特開平8-299740
出願日: 1995年05月10日
公開日(公表日): 1996年11月19日
要約:
【要約】【目的】 水分及び揮発性有機物を含有するオフガスから揮発性有機物を回収する方法に関する。【構成】 有機物及び水分を含有するガスを、吸着剤を充填した相対的低温条件の吸着工程にある吸着塔に導いて有機物を除去し、有機物が除去された水分含有ガスとして系外に放出し、有機物を吸着した吸着剤は再生工程において相対的高温条件で有機物を脱離させて再生し、この吸着剤再生工程から出る脱離ガスを吸湿剤を充填した脱湿塔において温度スイング法あるいは圧力スイング法により水分を除去し、得られる高濃度有機物含有乾燥ガスを液化器に導いて冷却及び/又は加圧して液化させて有機物を回収する。【効果】 有機物及び吸着剤の劣化を生ずることなく、高い濃縮倍率で有機物を回収することができる。
請求項(抜粋):
揮発性有機物及び水分を含有するガスを吸着剤及び吸湿剤で処理して揮発性有機物を回収する方法において、揮発性有機物及び水分を含有するガスを揮発性有機物を選択的に吸着する吸着剤を充填した相対的低温条件の吸着工程にある吸着塔に導いて揮発性有機物を除去し、揮発性有機物が除去された水分含有ガスとして系外に放出し、揮発性有機物を吸着した吸着剤は再生工程において相対的高温条件でパージガスにより揮発性有機物を脱離させて再生し、この吸着剤再生工程から出る揮発性有機物を高濃度で含有する脱離ガスを水分を選択的に吸着する吸湿剤を充填した相対的低温条件の吸着工程にある脱湿塔に導いて水分を除去し、水分を吸着した吸湿剤は再生工程において相対的高温条件でパージガスにより水分を離脱させて再生し、前記脱湿塔の吸着工程から出る高濃度揮発性有機物含有乾燥ガスを液化器に導いて冷却及び/又は加圧して液化させて揮発性有機物を回収することを特徴とする揮発性有機物及び水分を含有するガスからの揮発性有機物の回収方法。
IPC (4件):
B01D 53/06 ,  B01D 53/26 101 ,  B01D 53/44 ,  B01D 53/81
FI (3件):
B01D 53/06 A ,  B01D 53/26 101 B ,  B01D 53/34 117 A
引用特許:
審査官引用 (7件)
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