特許
J-GLOBAL ID:200903082412033622

画情報の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 紋田 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-087789
公開番号(公開出願番号):特開平6-284288
出願日: 1993年03月24日
公開日(公表日): 1994年10月07日
要約:
【要約】【目的】 注目画素と隣接画素との濃度差を検出して、しきい値と比較することにより画情報の地肌部分を判定する場合に、画情報の線密度や出力する画像濃度に拘らず、常に安定した良好な画像を得る。【構成】 画情報の線密度により、上記しきい値、あるいは注目画素との濃度差を検出する画素位置を変更して、地肌部分でない画像を強調処理する。また、別の発明では、出力する画像濃度を「普通」または「濃く」というように選択する場合に、その選択状態に応じて、上記と同様に、しきい値や画素位置を変更して地肌判定する。【効果】 画情報の線密度に拘らず、常に一定レベル以上の濃度変化があった場合に、地肌でないと判定して強調処理を実行することができる。また、別の発明では、画像濃度「濃く」を選択した場合に、地肌ノイズが出力されるのが防止されると共に、「普通」を選択した場合でも、薄い原稿画像を鮮明に出力することができる。
請求項(抜粋):
原稿画像を任意に設定した読取線密度で読み取り、得られた画情報の各画素に注目して注目画素とその周囲の各画素との濃度差を検出し、検出した濃度差と一定のしきい値とを比較して注目画素が原稿の地肌部分であるかどうか判定し、地肌部分でない場合に注目画素を強調する画情報の処理方法において、上記注目画素との濃度差を検出する各画素位置は、その注目画素の隣接位置に設定する一方、上記しきい値は、読取線密度が高くなるほど小さい値に変化させることを特徴とする画情報の処理方法。
IPC (2件):
H04N 1/40 101 ,  H04N 1/387
引用特許:
出願人引用 (3件)

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