特許
J-GLOBAL ID:200903082420904934

湿式排煙脱硫装置の酸化用空気供給量制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 専徳院 博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-015692
公開番号(公開出願番号):特開2009-172541
出願日: 2008年01月26日
公開日(公表日): 2009年08月06日
要約:
【課題】吸収塔入口ガス性状及び/又は吸収液性状が大きく変化したとき、酸化用空気供給量制御系統を大幅に改良することなくかつ短期間内に酸化用空気供給量を適正に制御可能ならしめる湿式排煙脱硫装置の酸化用空気供給量制御方法を提供する。【解決手段】吸収液のORPを測定し吸収塔に供給する酸化用空気量を制御する湿式排煙脱硫装置30の吸収塔入口ガス性状及び/又は吸収液性状が大きく変化したとき、吸収塔38に供給する酸化用空気量の制御方法を吸収液のORPによる制御方法に代えて、吸収塔入口硫黄酸化物濃度及び排ガス量と必要酸化用空気量、又は吸収塔入口硫黄酸化物濃度及びボイラ負荷と必要酸化用空気量との関係を求め、吸収塔入口硫黄酸化物濃度及び排ガス量、又は吸収塔入口硫黄酸化物濃度及びボイラ負荷情報に基づき必要酸化用空気量を算出し、算出した必要酸化用空気量を吸収塔に供給する酸化用空気量として制御する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
塔内酸化方式の吸収塔を用いて、排ガス中の硫黄酸化物をカルシウム化合物を含む吸収液で除去するに際し、吸収液の酸化還元電位を測定し吸収塔に供給する酸化用空気量を制御する湿式排煙脱硫装置の吸収塔入口ガス性状及び/又は吸収液性状が大きく変化したとき、吸収塔に供給する酸化用空気量の制御方法を吸収液の酸化還元電位による制御方法に代えて、吸収塔入口硫黄酸化物濃度及び排ガス量と必要酸化用空気量、又は吸収塔入口硫黄酸化物濃度及びボイラ負荷と必要酸化用空気量との関係を求め、吸収塔入口硫黄酸化物濃度及び排ガス量、又は吸収塔入口硫黄酸化物濃度及びボイラ負荷情報に基づき必要酸化用空気量を算出し、算出した必要酸化用空気量を吸収塔に供給する酸化用空気量として制御することを特徴とする湿式排煙脱硫装置の酸化用空気供給量制御方法。
IPC (3件):
B01D 53/50 ,  B01D 53/77 ,  B01D 53/34
FI (3件):
B01D53/34 125E ,  B01D53/34 ,  B01D53/34 125R
Fターム (21件):
4D002AA02 ,  4D002AC01 ,  4D002BA02 ,  4D002BA12 ,  4D002BA13 ,  4D002BA14 ,  4D002CA01 ,  4D002CA13 ,  4D002DA05 ,  4D002DA16 ,  4D002EA01 ,  4D002EA02 ,  4D002EA05 ,  4D002EA12 ,  4D002EA13 ,  4D002FA03 ,  4D002GA02 ,  4D002GA03 ,  4D002GB01 ,  4D002GB02 ,  4D002GB20
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (3件)

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