特許
J-GLOBAL ID:200903082421463168

半自動固定標本作成方法と構造

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-317477
公開番号(公開出願番号):特開2002-122523
出願日: 2000年10月18日
公開日(公表日): 2002年04月26日
要約:
【要約】【課題】 細胞懸濁液より、目的の細胞を選択的にフィルター上に捕集し、合わせて夾雑物を除去する方法。細胞懸濁液、特に扁平上皮細胞等を含む試料から質の良い細胞診断用顕微鏡試料を再現性良く、且つ短時間で製作する。【解決手段】扁平上皮細胞等と目的細胞を同時に別々のフィルターで捕獲することにより夾雑物のない目的細胞標本を作製する。吸引圧力を連続吸引中に、同時に一定の外気を吸い込ませることで一定に保つ。細胞懸濁試料のロート内壁に付着させず、フィルター、ロートの着脱を容易に行える構造・機構により操作性を向上するとともに、良質の標本作製に必要な各種条件の内、人的作業によりバラツキの生じる部分のみを機械により自動化し、そうでない部分、且つ時間を要する部分を手作業にすることによって短時間処理を可能とする。
請求項(抜粋):
生体試料からの検体を細胞浮遊液とし、それを濾過して細胞を捕集し、細胞診断用プレパラートを作成する一連の操作を半自動的に行う装置で、自動で処理する部分と手操作で行う作業の分担とを分別した各部分。具体的には、手作業にて、まず検体は生理食塩水等の細胞浮遊液に入れておくこと。粘性のある検体は細胞浮遊液に市販の溶解剤をあらかじめ加えておくこと。細胞浮遊液ごと装置に検体を投入する事。装置の自動処理後にフィルターを抜き取り、細胞標本固定液槽に投入すること。一定時間後細胞標本固定液槽よりフィルターを染色安定剤液槽に移し替えること。装置は、投入された検体を含む細胞浮遊液を吸引し、フィルター面近傍に取り付けられた液位センサー点(以下A点という)に液位が到達した時点で吸引を停止し、即座に洗浄液を注入し且つ液吸引を開始する。同液位がA点に達した時点で吸引を停止、即座に標本固定液を注入する。注入後一定時間停止し、次に吸引を開始。A点到達時に警報を発する。この一連の動作を全て自動で行う細胞標本固定方法。
IPC (8件):
G01N 1/28 ,  C12M 1/12 ,  C12Q 1/02 ,  C12Q 1/24 ,  G01N 1/10 ,  G01N 1/30 ,  G01N 33/48 ,  G02B 21/34
FI (9件):
C12M 1/12 ,  C12Q 1/02 ,  C12Q 1/24 ,  G01N 1/10 B ,  G01N 1/30 ,  G01N 33/48 P ,  G02B 21/34 ,  G01N 1/28 U ,  G01N 1/28 J
Fターム (20件):
2G045AA24 ,  2G045BA14 ,  2G045BB05 ,  2G045BB22 ,  2G045CB01 ,  2H052AE07 ,  4B029AA07 ,  4B029AA27 ,  4B029BB11 ,  4B029CC01 ,  4B029FA01 ,  4B029FA11 ,  4B063QA19 ,  4B063QQ08 ,  4B063QR52 ,  4B063QR53 ,  4B063QS10 ,  4B063QS12 ,  4B063QS20 ,  4B063QS39

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