特許
J-GLOBAL ID:200903082467289960

記録装置およびデータ生成装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 谷 義一 ,  阿部 和夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-029169
公開番号(公開出願番号):特開2009-101705
出願日: 2009年02月10日
公開日(公表日): 2009年05月14日
要約:
【課題】インクを吐出するための第1および第2のノズル群(Cノズル群、Mノズル群)の複数回の走査によって記録媒体の所定領域の画像を完成させるために用いるマスクパターンを工夫することによって、インクの重なりに起因するビーディングによる画質劣化を軽減する。【解決手段】複数回の走査のうちの同じ走査(例えば、第1走査)で使用される、第1ノズル群用のマスクパターンC1と第2ノズル群用のマスクパターンM1との記録許容画素の配置を異ならせる。更に、マスクパターンC1とマスクパターンM1との論理積によって得られる記録許容画素の配列パターンにおける低周波数成分が高周波数成分よりも少なくなるようにする。これにより、同じ走査で異色インクが吐出される箇所が分散し、ビーディングによる画質劣化を軽減できる。【選択図】図34
請求項(抜粋):
インクを吐出するための第1および第2のノズル群を第1方向に記録媒体に対して走査させる動作と、前記記録媒体を前記第1方向と交差する第2方向に前記第1および第2のノズル群の前記第2方向における幅よりも小なる量だけ搬送する動作とを繰り返すことによって、前記第1および第2のノズル群の複数回の走査によって前記記録媒体の所定領域に画像を記録することが可能な記録装置であって、 前記複数回の走査に対応した複数のマスクパターンを有する第1のパターン群を使用して、前記第1のノズル群によって前記所定領域に記録されるべき画像データを分割することによって、前記複数回の走査それぞれで記録されるべき画像データを生成するための第1手段と、 前記複数回の走査に対応した複数のマスクパターンを有する第2のパターン群を使用して、前記第2のノズル群によって前記所定領域に記録されるべき画像データを分割することによって、前記複数回の走査それぞれで記録されるべき画像データを生成するための第2手段とを有し、 前記複数回の走査のうちの所定の走査で記録されるべき画像データを生成するために使用される、前記第1のパターン群に含まれる1つのマスクパターンにおける記録許容画素の配列は、前記所定の走査で記録されるべき画像データを生成するために使用される、前記第2のパターン群に含まれる1つのマスクパターンにおける記録許容画素の配列とは異なり、 前記第1のパターン群に含まれる前記1つのマスクパターンと前記第2のパターン群に含まれる前記1つのマスクパターンとの論理積を行うことによって得られる記録許容画素の配列パターンにおける低周波数成分は高周波数成分よりも少ないことを特徴とする記録装置。
IPC (3件):
B41J 2/01 ,  B41J 2/21 ,  H04N 1/23
FI (3件):
B41J3/04 101Z ,  B41J3/04 101A ,  H04N1/23 101C
Fターム (15件):
2C056EA04 ,  2C056EA11 ,  2C056EC12 ,  2C056EC34 ,  2C056EC71 ,  2C056EC74 ,  2C056EE08 ,  2C056FA11 ,  5C074AA03 ,  5C074BB16 ,  5C074CC26 ,  5C074DD15 ,  5C074DD24 ,  5C074FF15 ,  5C074HH04
引用特許:
審査官引用 (2件)

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