特許
J-GLOBAL ID:200903082472125992

内燃機関の冷却系制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 大岩 増雄 ,  児玉 俊英 ,  竹中 岑生 ,  村上 啓吾
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-292939
公開番号(公開出願番号):特開2006-105025
出願日: 2004年10月05日
公開日(公表日): 2006年04月20日
要約:
【課題】 自動車エンジンの冷却水温センサにはその信頼性と経済性からサーミスタが使用され、他のものに代え難い。しかし、サーミスタの温度特性はエンジン使用温度範囲に渡ってノンリニアであり、特にエンジン最適温度(高温)に於いて単位温度変化あたりの電圧変化が小さい。このような状態でデイジタル制御装置のビットを全温度範囲に均等に割り付けると、最適温度時の温度検出分解能が満足できなくなる。【解決手段】 水温センサ103の出力電圧増幅器106を設け、低温では増幅器106を経由しない信号で処理し、高温では増幅して単位温度あたりの電圧変化を大きくした信号で処理を行うことにより、高温での検出分解能を向上させるようにしたものである。水温検出分解能を向上させることで、目標水温に対する水温偏差を低減できるとともに、水温変化時の応答性を向上させることができ、エンジンの燃費を向上することができる。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
水冷式内燃機関の冷却水流量を制御する電動調整弁、 前記冷却水の水温を検出して電圧信号を出力する温度センサ、 前記水温が予め定めた所定温度以上か否かを判定して結果を出力する水温判定手段、 前記水温判定手段の出力が前記所定温度以上でないとき、前記温度センサの電圧信号に基づいて第1の分解能で前記冷却水温を演算する第1演算手段、 前記水温判定手段の出力が前記所定温度以上の時、前記温度センサの電圧信号に基づいて第2の分解能で前記冷却水温を演算する第2演算手段、 演算した前記水温と別途与えられた目標温度との偏差にもとづいて前記電動調整弁を制御して前記冷却水流量を制御し、もって前記水温を制御する電子制御装置を備えたことを特徴とする内燃機関の冷却系制御装置。
IPC (4件):
F02D 45/00 ,  F01P 7/16 ,  F01P 11/16 ,  G01K 7/25
FI (6件):
F02D45/00 360B ,  F02D45/00 312Q ,  F01P7/16 502A ,  F01P11/16 C ,  F01P11/16 E ,  G01K7/24 L
Fターム (9件):
3G384BA41 ,  3G384DA04 ,  3G384EB08 ,  3G384EC04 ,  3G384EC10 ,  3G384ED01 ,  3G384EE31 ,  3G384EE40 ,  3G384FA28Z
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (4件)
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