特許
J-GLOBAL ID:200903082484021130

車両の揺動減衰装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-189797
公開番号(公開出願番号):特開平5-032111
出願日: 1991年07月30日
公開日(公表日): 1993年02月09日
要約:
【要約】【目的】 車両のバウンスを伴う不整路走行時に乗心地を確保しながら、制振効果を発揮させる。【構成】 左右の車輪と車体との間に油圧シリンダ22L,22Rを介挿し、両シリンダの上側シリンダ室Uを他方の下側シリンダ室Lに油圧配管26A,26Bを介して連通すると共に、各油圧配管26A,26Bを油圧配管28A,28Bを介してリザーバタンク29に接続し、油圧配管28A,28Bと油圧配管26A,26Bの上シリンダ室U側及び下シリンダ室L側の夫々とにバウンド時の減衰力がリバウンド時の減衰力より小さい固定絞り30A,30B、31L,31R及び32L,32Rを設け、左右の油圧シリンダのストロークが同相となり、且つバウンド時に低減衰力として乗心地を確保し、リバウンド時に中減衰力として制振効果を発揮させ、さらにロール時に高減衰力としてロールを抑制する。
請求項(抜粋):
車体の路面に対する揺動に応じて減衰力を発生させる車両の揺動減衰装置において、車体と所望の2輪との間に個別に介挿した流体圧シリンダ及び各流体圧シリンダのシリンダ室を相互に接続する管路を含むアクチュエータと、前記管路及びシリンダ室を流路とする系に連結又は介挿され、前記2輪間での相対変位を伴わない車輪ストロークよりも当該相対変位を伴う車輪ストロークの方が発生減衰力が大きくなるように構成した減衰力発生機構とを備え、前記減衰力発生機構は、車輪のバウンドストローク時の発生減衰力よりもリバウンドストローク時の発生減衰力の方が大きくなるように構成されていることを特徴とする車両の揺動減衰装置。
IPC (2件):
B60G 17/015 ,  B60G 21/073

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