特許
J-GLOBAL ID:200903082501441009

潅流バルーンおよび放射性ワイヤデリバリーシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-502488
公開番号(公開出願番号):特表2002-503986
出願日: 1998年05月19日
公開日(公表日): 2002年02月05日
要約:
【要約】本発明は、血管壁に放射線を照射して血管形成後の再狭窄を防止することができるカテーテル(320)である。カテーテル(320)は、放射線の照射および血管形成と、いくつかの装置では、薬剤の注入とを同時に行うことができる。好ましいカテーテル(320)は、膨張させたときに離間するように巻かれたストランド巻き線(346)を有すると共に内部で潅流管腔(356)を形成するらせん状潅流バルーン(336)を含んでいる。いくつかの実施態様では、らせん状ストランド(346)及びシャフトの先端部(326)を覆う管状シース(374)が使用され、潅流管腔(356)の外壁を形成する。らせん状のストランド間スペース(376)がシースの外壁と血管の内壁との間に形成されることにより、放射線の照射と同時に血管壁への薬剤の制御送達を行うための閉じた容積が得られる。先端が閉鎖した放射線ワイヤ管を有する装置が提供される。潅流管腔の基端に隣接して終端する先端が開放した放射線ワイヤ管を備えた装置も提供される。
請求項(抜粋):
血管内放射線デリバリーカテーテルであって、 基端部および先端舞を有する細長いシャフト部材と、 前記シャフトの先端部に配置されたバルーンアセンブリと、を含み、 前記シャフトは、基端部および先端部を有する放射線ワイヤ管腔を含み、前記放射線ワイヤ管腔は、前記シャフトの基端部と前記バルーンアセンブリとの間に伸びており、 前記シャフトの先端部はガイドワイヤ管腔を有し、 前記シャフトは、基端部および先端部を有する膨張管腔を含み、前記膨張管腔は、前記シャフトの基端部と前記バルーンアセンブリとの間に伸びており、 前記バルーンアセンブリは、少なくとも1つのストランドを備えた膨張可能ならせん状バルーンを含み、前記らせん状ストランドは前記膨張管腔と液体の行来が可能に連通しており、 前記細長いシャフト部材は、その先端部に複数の通り穴を有し、 前記らせん状ストランドは、前記らせん状バルーンが前記シャフト部材に固定されて、前記らせん状ストランドと前記シャフト部材の先端部との間で潅流管腔を形成するように、前記シャフト部材の通り穴を通過する血管内放射線デリバリーカテーテル。
IPC (2件):
A61N 5/10 ,  A61M 36/00
FI (2件):
A61N 5/10 C ,  A61M 37/04
引用特許:
審査官引用 (3件)

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