特許
J-GLOBAL ID:200903082517071449

金属製の真空二重容器の密封方法およびその密封構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 原 謙三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-044287
公開番号(公開出願番号):特開2000-201835
出願日: 1999年02月23日
公開日(公表日): 2000年07月25日
要約:
【要約】【課題】 金属製の真空二重容器の真空度を高め、該真空二重容器の保温貯蔵性を向上させる金属製の真空二重容器の密封方法およびその密封構造を提供する。【解決手段】 外容器3のフレーム5の適当な位置に空間部4を真空排気するための排気孔6を突出形成させ、この排気孔6の外周には流れ防止部7を該排気孔6より高く突出されるように環形に形成し、排気孔6の外周にはこれを覆うようにガイダを設置し、このガイダには630〜750°Cの温度で熔融されるセラミック材料等のろう材を載置し、これを真空加熱炉により加熱しながら空間部4内の空気を排出させ、空気の排出後にろう材が熔融されて流れるセラミック材料等のろう材が外部に流出されることなくガイダと排気孔6との間の排気路を密封させ、ガイダを密封状態に排気孔6の外側に固定させる。
請求項(抜粋):
金属製の内・外容器(2・3)の入口を接合して空間部(4)を有する金属製の真空二重容器(1)を形成し、この金属製の真空二重容器(1)の外容器(3)の底面部フレーム(5)の適当な位置に前記空間部(4)を真空排気するために排気孔(6)を形成し、この排気孔(6)を真空加熱炉によりセラミック材料等のろう材で密封させる金属製の真空二重容器の密封方法において、前記外容器(3)のフレーム(5)の適当な位置に空間部(4)を真空排気するための排気孔(6)を突出形成させ、この排気孔(6)の外周には流れ防止手段を前記排気孔(6)より高く突出されるように具備し、前記排気孔(6)の外周にはこれを覆うようにガイダ(8)を設置し、このガイダ(8)には630〜750°Cの温度で熔融されるセラミック材料等のろう材(10)を載置し、これを真空加熱炉により加熱しながら前記空間部(4)内の空気を排出させ、前記空気の排出後に前記ろう材(10)が熔融されて流れるセラミック材料等のろう材(10)が外部に流出されることなくガイダ(8)と排気孔(6)との間の排気路を密封させ、前記ガイダ(8)を密封状態に前記排気孔(6)の外側に固定させることを特徴とする金属製の真空二重容器の密封方法。
Fターム (9件):
4B002AA01 ,  4B002AA21 ,  4B002BA31 ,  4B002BA44 ,  4B002BA59 ,  4B002CA02 ,  4B002CA21 ,  4B002CA32 ,  4B002CA43
引用特許:
審査官引用 (2件)

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