特許
J-GLOBAL ID:200903082528656309

行程弁制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 矢野 敏雄 ,  山崎 利臣 ,  久野 琢也 ,  アインゼル・フェリックス=ラインハルト ,  ラインハルト・アインゼル
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-515065
公開番号(公開出願番号):特表2004-522065
出願日: 2002年07月03日
公開日(公表日): 2004年07月22日
要約:
本発明は、機械的な可変行程弁制御装置であって、この行程弁制御装置によって、個別の弁または弁グループにおいて、原動機の運転中に、弁行程を無段階的に最大の長さから常時閉鎖保持状態にまで調節し、同時に弁の開放期間を変化させることができ、この場合、弁はロッカーアームによって駆動され、このロッカーアーム自体は、アングルレバーによって駆動され、このアングルレバーの位置変化によって弁の行程と開放時間が変化される形式のものに関する。行程弁制御装置では、原動機の下方の回転数領域において弁の操作が可能である。この行程弁制御装置では、弁行程が調節され減じられた状態で、弁の開放領域のための適当に小さくされた回転角度が得られる。図1には、カム17によって側方からカムローラ3を介して駆動されるアングルレバー2を備えた行程弁制御装置が示されていて、この行程弁制御装置では、調節中に、遊星歯車伝動装置の運動経過が、弁1を操作するロッカーアーム8のローラ9がサンギアの機能を、アングルレバー2がプラネタリギアの機能を、調整レバー5がプラネタリキャリアの機能を有するように行われる。
請求項(抜粋):
原動機の運転中に、弁行程を無段階的に変化させるための、および弁を常時閉鎖保持するための行程弁制御装置であって、ほぼ鉛直に配置され、側方でカム(17)によって駆動されるアングルレバー(2)が設けられており、該アングルレバーは下方で、このアングルレバーの長手方向軸線に対してほぼ垂直な接触面(6,7)を有していて、該接触面(6,7)は、弁(1)を駆動するロッカーアーム(8)のローラ(9)の外周面に係合する形式のものにおいて、 行程弁制御装置が遊星歯車伝動装置の原理で作業しており、プラネタリギアとしての機能を有するアングルレバー(2)がその上端部で、プラネタリキャリアの機能を有する2つの調整レバー(5)の間の回動ジョイント(4)に支承されていて、該調整レバー(5)自体はその下端部で、シリンダヘッド(10)の構造体に結合された回動ジョイント(11)に、弁(1)が閉じられている場合にこの回動ジョイント(11)の回転軸線が、弁(1)を駆動するロッカーアーム(8)の、サンギアの機能を有するローラ(9)の軸線と同じであるように支承されており、弁(1)の常時閉鎖保持状態を生ぜしめる、プラネタリギアの転動面として働く接触面(7)が円弧状に外方に向かって湾曲されており、該接触面の半径(R1)の中心点は、アングルレバー(2)の回動ジョイント(4)の回転軸線上に位置しており、前記半径(R1)とローラ(9)の半径(R2)の和が、アングルレバー(2)の回動ジョイント(4)の回転軸線と、調整レバー(5)の下方の回動ジョイント(11)とローラ(9)の共通の回転軸線との間の間隔(L)と等しいことを特徴とする行程弁制御装置。
IPC (2件):
F01L13/00 ,  F01L1/18
FI (3件):
F01L13/00 301H ,  F01L13/00 302D ,  F01L1/18 A
Fターム (32件):
3G016AA06 ,  3G016AA19 ,  3G016BA18 ,  3G016BA36 ,  3G016BB11 ,  3G016BB16 ,  3G016BB22 ,  3G016CA03 ,  3G016CA25 ,  3G016CA28 ,  3G016CA41 ,  3G016CA46 ,  3G016DA08 ,  3G016DA16 ,  3G018AB04 ,  3G018AB18 ,  3G018BA16 ,  3G018BA17 ,  3G018BA32 ,  3G018CA04 ,  3G018CB03 ,  3G018DA09 ,  3G018DA11 ,  3G018DA12 ,  3G018DA15 ,  3G018DA19 ,  3G018DA84 ,  3G018FA01 ,  3G018FA06 ,  3G018FA07 ,  3G018FA11 ,  3G018GA02
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 内燃機関の動弁装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-069150   出願人:本田技研工業株式会社

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