特許
J-GLOBAL ID:200903082539129211

熱交換器の製造方法および熱交換器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 窪田 卓美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-272475
公開番号(公開出願番号):特開2009-097838
出願日: 2007年10月19日
公開日(公表日): 2009年05月07日
要約:
【課題】 内部に気液2相状態の冷媒が流通する熱交換器の製造方法において、耐圧性が高く気液の混合性能がよく、製造容易でコンパクトな熱交換器の製造方法の提供およびその熱交換器の提供。【解決手段】 金属材の押出成形管であって、第1貫通部1、第2貫通部2がC字状に対向し、そのC字の開口が接続され、その境に一対の溝部4を有する押出管5を用意する工程と、その押出管5に多数のチューブ挿通孔6を穿設するとともに、その長手方向に離間してスリット7を形成する工程と、連通孔8を有する縦仕切板9を押出管5の溝部4に挿入し、連通孔11を有する横仕切板10を押出管5の各スリット7に嵌着し、押出管5の両端に一対の端蓋12を被嵌し、コア18のチューブ16を押出管5のチューブ挿通孔6に嵌着して熱交換器を組立て、全体を一体にろう付け固定する工程とを有する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
各横断面が同一の金属材の押し成形管よりなり、その幅方向両端部で断面内周が、それぞれその幅方向に対向するC字状に形成された一対の第1貫通部(1),第2貫通部(2)を有し、その一対のC字の開口が、その幅方向に直交する高さ方向に対向する一対の弧状部(3a)で互いに接続されて、そこに中間貫通部(3)が形成され且つ、各貫通部の境に一対づつの縦仕切挿入用の溝部(4)が形成された押出管(5)を用意する工程と、 前記押出管(5)の外面に、前記第1貫通部(1),第2貫通部(2)に連通するチューブ挿通孔(6)を互いに離間して多数穿設する穿設工程および、横仕切挿入用のスリット(7)をその第1貫通部(1),第2貫通部(2),中間貫通部(3)を横断するように形成するスリット形成工程と、 適宜位置に連通孔(8)が設けられた一対の縦仕切板(9)を、前記押出管(5)の前記一対づつの各溝部(4)の間に挿入する工程と、 一以上の横仕切板(10)に連通孔(11)を有し、各横仕切板(10)を前記押出管(5)の各スリット(7)に嵌着し、押出管(5)の両端に一対の端蓋(12)を被着して、前記各貫通部(1) (2)(3)と各横仕切板(10)および端蓋(12)と縦仕切板(9)とで囲まれた空間に、気液二相状態の冷媒が流通したとき、その分流・合流・混合を行う小タンクを多数形成する工程と、 チューブ(16)およびフィン(17)を組立ててコア(18)を形成し、そのコア(18)の各チューブ(16)を前記押出管(5)の前記チューブ挿通孔(6)に嵌着して熱交換器を組み立てる工程と、 組み立てられた各部品間を一体に且つ液密にろう付け固定する工程とを具備する熱交換器の製造方法。
IPC (3件):
F28F 9/02 ,  F28D 1/053 ,  F25B 39/00
FI (4件):
F28F9/02 301A ,  F28F9/02 301D ,  F28D1/053 Z ,  F25B39/00 E
Fターム (10件):
3L103AA05 ,  3L103AA27 ,  3L103AA35 ,  3L103BB33 ,  3L103BB38 ,  3L103CC17 ,  3L103CC22 ,  3L103DD08 ,  3L103DD18 ,  3L103DD42
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 熱交換器とその製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-119142   出願人:株式会社富士通ゼネラル
  • 特開平04-148195号公報

前のページに戻る