特許
J-GLOBAL ID:200903082594264713

フォールトトレラントシステムにおけるミラーディスク復旧方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 詔男 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-097026
公開番号(公開出願番号):特開2000-293389
出願日: 1999年04月02日
公開日(公表日): 2000年10月20日
要約:
【要約】【課題】 システム復旧時のデータ転送量を必要最小限に押さえることにより、ミラーリングにかかる時間を短縮させ、復旧時間の短縮化と信頼性の向上を図る。【解決手段】 コンピュータ1,2は、同一のハードウエア構成を持ち、相互をリンクケーブル3で接続してフォールトトレラントシステムを構成している。また、それぞれのコンピュータ1,2のディスク15,25はミラーリングして同一情報を相互に保有している。ディスク15,25の障害以外の要因で、1台のコンピュータ2が停止している間に更新されたデータ情報は、コンピュータ1の特別の領域、すなわち、データアクセステーブル18に保存される。そして、障害を起こしたコンピュータ2が修復して二系のシステムに復帰し、ディスクデータをリカバリするときは、更新されたディスク15のデータ情報、すなわち、コンピュータ2が停止および復旧作業したときの差分情報のみがコンピュータ2のディスク25に転送される。
請求項(抜粋):
同一のハードウエア構成を持つ二系の対向するコンピュータが、相互通信しながら同一動作を行うことにより、信頼性の向上を図るように構成されたフォールトトレラントシステムであって、それぞれの前記コンピュータに接続されているハードディスクをミラーリングして同一情報を相互に保有し、前記ハードディスク以外の障害発生によるコンピュータ停止後の復旧処理を行うフォールトトレラントシステムにおけるミラーディスク復旧方式において、それぞれの前記コンピュータは、ハードディスクの障害以外の要因で、他のコンピュータが停止及び復旧作業をしている間に更新された、差分データ情報を保存する特別保存領域を備え、障害を起こしたコンピュータが修復して二系のシステムに復帰して、ディスクデータをリカバリするときは、正常なコンピュータは、システムに復帰したコンピュータに対して、自己の特別保存領域に保存されている差分データ情報のみを転送することによって、二系のシステムに復帰させることを特徴とするフォールトトレラントシステムにおけるミラーディスク復旧方式。
IPC (2件):
G06F 11/18 310 ,  G06F 3/06 304
FI (2件):
G06F 11/18 310 G ,  G06F 3/06 304 E
Fターム (8件):
5B034AA01 ,  5B034CC01 ,  5B034CC02 ,  5B034DD01 ,  5B034DD05 ,  5B065BA01 ,  5B065EA24 ,  5B065EA31
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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