特許
J-GLOBAL ID:200903082654270629

多段式自動変速機の変速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 綾田 正道 ,  朝倉 悟
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-027728
公開番号(公開出願番号):特開2004-239327
出願日: 2003年02月05日
公開日(公表日): 2004年08月26日
要約:
【課題】2速から1速へのダウンシフト時に運転性が悪化することなくスムーズなダウンシフトを達成することが可能な多段自動変速機の変速制御装置を提供すること。【解決手段】ツインクラッチ式の多段式自動変速機の変速制御装置において、車速を検出する車速検出手段を設け、変速制御手段は、2速減速走行時において、検出された車速が予め設定された第1設定車速未満となったときは、第2クラッチの締結力を低減する指令を出力し、検出された車速が少なくとも第1設定車速よりも小さな第2設定車速未満となったときは、2速から1速へのダウンシフト変速指令を出力することとした。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
エンジンの出力回転を断接する2つの第1及び第2クラッチと、 前記第1クラッチに連結し、少なくとも1速駆動歯車を有する第1入力軸と、 前記第1入力軸と同心に配置され、前記第2クラッチに連結し、少なくとも2速駆動歯車を有する第2入力軸と、 第1入力軸の歯車、第2入力軸の歯車に噛合する各変速段用被動側歯車を有し、第1入力軸または第2入力軸からの回転を駆動輪に伝達する出力軸と、 前記各駆動歯車及び被動歯車と、前記各軸とを係合する複数のシフトクラッチと、 前記第1クラッチ及び第2クラッチと前記複数のシフトクラッチの締結・解放を制御することで所望の変速段を達成する変速制御手段と、 を備えた多段式自動変速機の変速制御装置において、 車速を検出する車速検出手段を設け、 前記変速制御手段を、前記第2クラッチを締結すると共に、シフトクラッチにより第2入力軸の駆動力を第2駆動歯車及び第2被動歯車を介して出力軸に伝達することで2速を達成し、前記第1クラッチを締結すると共に、シフトクラッチにより第1入力軸の駆動力を第1駆動歯車及び第1被動歯車を介して出力軸に伝達することで1速を達成する手段とし、 前記変速制御手段は、2速減速走行時において、検出された車速が予め設定された第1設定車速未満となったときは、前記第2クラッチの締結力を低減する指令を出力し、検出された車速が少なくとも第1設定車速よりも小さな第2設定車速未満となったときは、前記第2クラッチを締結状態から解放し、前記第1クラッチを解放状態から締結して2速から1速へのダウンシフトすることを特徴とする多段式自動変速機の変速制御装置。
IPC (1件):
F16H61/04
FI (1件):
F16H61/04
Fターム (13件):
3J552MA04 ,  3J552MA05 ,  3J552MA14 ,  3J552NA01 ,  3J552NB01 ,  3J552PA02 ,  3J552RA06 ,  3J552UA03 ,  3J552VA62Z ,  3J552VB01W ,  3J552VC01Z ,  3J552VC03Z ,  3J552VD02Z
引用特許:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る