特許
J-GLOBAL ID:200903082669408295

オレフィン重合用予備重合触媒、これを含むオレフィン重合用触媒およびオレフィンの重合方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 俊一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-202592
公開番号(公開出願番号):特開平9-048813
出願日: 1995年08月08日
公開日(公表日): 1997年02月18日
要約:
【要約】【課題】予備重合時に高い予備重合活性を示し、予備重合量を多くすることができ、分子量の調節が容易で、しかも極めて立体規則性に優れたプロピレン系重合体などのオレフィン重合体を製造することができるような予備重合触媒、オレフィン重合用触媒、これを用いるオレフィンの重合方法を提供する。【解決手段】予備重合触媒[I-a]は、(A-1) 固体状チタン触媒成分と、(A-2) 有機金属化合物触媒成分と、必要に応じて(A-3) 電子供与体とからなる触媒成分に、特定のオレフィン(i) が予備重合されてなる予備重合触媒成分[A]と、特定の有機ケイ素化合物[B]とを接触させて得られる。この予備重合触媒成分[A]と有機ケイ素化合物[B]とにさらにオレフィン(ii)が予備重合された予備重合触媒[I-b]。オレフィン重合用触媒は、予備重合触媒[I-a]または[I-b]と、[II]上記有機ケイ素化合物またはポリエーテル化合物とから形成される。
請求項(抜粋):
[A](A-1) マグネシウム、チタン、ハロゲンおよび電子供与体(a) を含有する固体状チタン触媒成分と、(A-2) 有機金属化合物触媒成分と、必要に応じて(A-3) 電子供与体とからなる触媒成分に、【化1】で示されるオレフィン(i) が、該固体状チタン触媒成分(A-1) 1g当り0.01〜500gの量で予備重合されてなる予備重合触媒成分と、[B]下記式(II-i)で示される有機ケイ素化合物;RanSi(ORb)4-n ...(II-i)(式中、nは1、2または3であり、nが1であるとき、Ra は2級または3級の炭化水素基であり、nが2または3であるとき、Ra の少なくとも1つは2級または3級の炭化水素基であり、Ra は同じであっても異なっていてもよく、Rb は炭素数1〜4の炭化水素基であって、4-nが2または3であるとき、ORb は同じであっても異なっていてもよい。)と、必要に応じて[C]有機金属化合物触媒成分とを接触してなることを特徴とする予備重合触媒[I-a]。
IPC (2件):
C08F 4/658 MFG ,  C08F 10/00
FI (2件):
C08F 4/658 MFG ,  C08F 10/00
引用特許:
出願人引用 (5件)
全件表示
審査官引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る