特許
J-GLOBAL ID:200903082710133028

エンジンのアイドル制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-279502
公開番号(公開出願番号):特開平8-144809
出願日: 1994年11月14日
公開日(公表日): 1996年06月04日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】エンジントルクを追従性良く増減させてアイドル制御における応答性及び回転収束性の向上を図り、且つ、適正な学習値を得てアイドル制御(ISC)弁による吸気量を適正に制御して空燃比制御性の向上を図る。【構成】エンジンの図示トルクと線形関係にあるとみなせる行程吸入空気量の目標値を算出し、この目標値から燃料噴射量算出サブルーチンで燃料噴射量を算出すると共に、吸気系モデルを用い、スロットルバルブ下流の吸気管内圧力が前記目標値に対応する目標ブースト圧まで変化することでチャンバ内に蓄積される空気量とシリンダ内に吸入される空気量との和としてISC弁通過空気量Qiscを算出し、この空気量とISC弁の前後の差圧とに基づいて算出したISC弁の基本デューティ比DUTYを、目標ブースト圧と吸気管内圧力との差が許容範囲外のとき更新される学習値DUTYLRで補正してISC弁に対するデューティ比DUTYiscを算出する。
請求項(抜粋):
エンジンの図示トルクと線形関係にあるとみなせる物理量の目標値をアイドル時のエンジン回転数に応じて設定し、上記物理量の目標値に基づく燃料噴射量に適合するアイドル制御弁の通過空気量を、スロットルバルブ下流の吸気管内圧力が上記物理量の目標値に対応する目標ブースト圧まで変化されることでスロットルバルブ下流からシリンダ直前までのチャンバ内に蓄積される空気質量と上記シリンダ内に吸入される空気質量の和として算出し、上記通過空気量の算出値と上記アイドル制御弁の前後の差圧とに基づきアイドル制御弁に対する基本制御量を設定し、予め設定された学習条件の成立時に目標ブースト圧とスロットルバルブ下流の吸気管内圧力との差が許容範囲を外れているときに更新される学習値で上記基本制御量を補正して上記アイドル制御弁に対する制御量を設定することを特徴とするエンジンのアイドル制御方法。
IPC (4件):
F02D 41/08 315 ,  F02D 41/16 ,  F02D 41/20 315 ,  F02D 45/00 340
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • エンジンの回転数制御方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-025539   出願人:富士重工業株式会社
  • 特表平4-502352
  • 特表平4-502352
全件表示

前のページに戻る