特許
J-GLOBAL ID:200903082716581081

電気粘性流体制振装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-099207
公開番号(公開出願番号):特開平9-264492
出願日: 1996年03月28日
公開日(公表日): 1997年10月07日
要約:
【要約】【課題】 建築物自体或いは機器間の相対的な制振装置であって、電気粘性流体を用い印加電圧に依って発生減衰力を可変としたものを創出する。その際、比較的小形で大きな減衰力が得られ、高速でも広範囲で減衰力を制御でき、材質的な劣化や制振機能の低下が防止できることの3つを併せ解決する。【解決手段】 円筒体1の中心軸6の延長に設けたネジ軸6a、蓋体3に固着したガイド筒12、ガイド筒へ進退自在なスライダ13、スライダとガイド筒12の間に設けた滑りキー15、スライダに固定されネジ軸6aと螺合するナット体14から成る装置を介し、構造物自体或いは機器間の相対的な振動を中心軸6の往復回転に交換する。中心軸に回転体7を固定し、その外面を円筒体1の内面に対応する電極面とする。回転体7と蓋2,3の間にメカニカルシール9を施し、密閉した流体室10aを形成し、流体室に流体の容積変化を吸収するアキュムレータ11を設け、電気粘性流体10を充填する。円筒体1の外周露出部には放熱板1cを形成した。
請求項(抜粋):
蓋体を円筒体の両端に固着して成るケーシングと、軸受を介し円筒体両端の蓋体に支持され往復回転可能な中心軸と、中心軸に固着され外面は適当な間隔で円筒体の内面に臨ませた回転体と、軸受の外周部に於いて蓋体と回転体との間に設けたオイルシールと、オイルシールに閉鎖された軸受外方空間の電気粘性流体を充填した流体室から構成され、回転体の外面と円筒体の内面とを対応する電極面としたことを特徴とする電気粘性流体制振装置。
IPC (6件):
F16M 7/00 ,  E04B 1/36 ,  E04H 9/02 351 ,  F16F 7/10 ,  F16F 9/53 ,  F16F 15/02
FI (6件):
F16M 7/00 C ,  E04B 1/36 P ,  E04H 9/02 351 ,  F16F 7/10 ,  F16F 9/53 ,  F16F 15/02 F
引用特許:
審査官引用 (9件)
  • 制振装置における振動エネルギー吸収装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-237474   出願人:清水建設株式会社
  • 特開平4-337135
  • 液送ポンプ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-099345   出願人:浅田鉄工株式会社, 大同機械製造株式会社
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