特許
J-GLOBAL ID:200903082828718799

音声復号方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 草野 卓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-173793
公開番号(公開出願番号):特開平5-113798
出願日: 1991年07月15日
公開日(公表日): 1993年05月07日
要約:
【要約】【目的】 復号駆動線形予測符号化(CELP)の復号方法において伝送誤りにより再生音声レベルを低下する方式において、そのレベル低下の直後に符号誤りが生じない状態(状態歪フレーム)で歪が急増するのを押える。【構成】 適応符号帳28から過去の駆動音源ベクトルを入力されたピッチ周期で繰返して出力し、雑音符号帳29から入力された雑音符号を読出して出力し、これらを加算して合成フィルタ27に駆動信号として供給し、その合成フィルタ27からの再生された音声を乗算器34で利得Sを乗算し、その乗算出力を電力計算部42へ供給して平均電力を計算する。状態歪フラグ41から状態フレームを示すフラグが利得修正部43に入力された状態で、電力計算部42の計算した現フレームの電力Pn が前フレームの電力Pp に対し、a倍より大であれば、修正利得S=√a×Pp /Pn を乗算器35に与えて出力音声レベルを下げる。
請求項(抜粋):
フレームごとに受信される音声符号化情報と過去の復号状態とから音声波形を復号し、上記受信された音声符号化情報に符号誤りが検出されると上記復号される音声の電力を低下させる音声復号方法において、前フレームに符号誤りがあって上記電力低下を行いかつ現フレームには符号誤りがなかった状態(状態歪フレーム)を検出し、前フレームに対する現フレームの音声電力情報または復号処理の状態における電力情報の変動量を算出し、その変動量が所定値以上か否かを検出し、その変動量が所定値以上でかつ上記状態歪フレームで現フレームの通常の復号処理により得られる音声よりも低い電力の復号音声を生成することを特徴とする音声復号方法。
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開昭58-147255
  • 特開昭59-153346
  • 特開昭63-013444

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