特許
J-GLOBAL ID:200903082850392392

電気通信網における過負荷を制御する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外4名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-514291
公開番号(公開出願番号):特表平9-506484
出願日: 1994年11月15日
公開日(公表日): 1997年06月24日
要約:
【要約】電気通信網における過負荷を制御する方法において、過負荷を検出し監視するためのモジュール(46)がノード(40)に備えられている。ノード(40)は電話やファックス機のような端末資源へのアクセスを制御するためのモジュール(44)を含む。特定の被呼者番号への最初の不成功の呼を検出すると、モジュール(46)内のカウンタが始動させられる。カウンタはさらに起るその特定の被呼者番号への不成功の呼の各々に対して歩進し、また一定のレートで歩減する。カウンタにおける呼の数が第1のしきい値を超えて上昇すると、カウンタは過負荷状態に陥る。カウンタ内の呼の数が第2のしきい値よりも下に落ちると、カウンタは過負荷状態ではなくなる。モジュール(46)はカウンタの状態の表示と被呼者番号の識別子をノード(41)内のモジュール(48)に送り、そこで制限パラメータを設定し、また更新する。ノード(40)よりは上流であり過負荷状態は後方呼設定メッセージ内で伝送される。モジュール(48)は次に被呼者番号への呼の過負荷状態にしたがって制限パラメータを設定し、このパラメータをモジュール(49)に供給し、モジュール(49)は被呼者番号への呼を制限する。呼制限は被呼者番号への過負荷が完全に静まるまで維持される。この発明は呼の識別子が呼の識別子の共通の組に属するような呼を検出して制御するために使用することができる。
請求項(抜粋):
端末資源間の接続を提供するようにされた相互接続されたノードの網を構成する電気通信網における過負荷を制御する方法において: 最初の不成功の呼を検出すると、カウンタに初期値を設定し、 最初の不成功の呼と同じ呼識別子か、又は該最初の不成功の呼識別子を含む呼識別子の共通組に属する呼識別子かを有する更なる不成功の呼の各々を検出するとカウンタを歩進させ; 所定のレートで該カウンタを歩減させ; カウンタをして出力を送出するようにせしめ、その出力はカウンタ内の呼の数が第1のしきい値を超えているときは第1の状態であり、かつカウンタ内の呼の数が第2のしきい値を下回るときは第2の状態であるものとし;カウンタの出力にしたがって制限パラメータを設定しまた更新し; 共通の呼識別子をもつか、呼識別子の該共通の組に属する呼識別子をもつ呼を制限し、この呼を制限する段階で適用される制限のレベルは該制限パラメータの値によって決定されることを特徴とする方法。
IPC (3件):
H04M 3/36 ,  H04M 3/00 ,  H04Q 3/545
FI (3件):
H04M 3/36 B ,  H04M 3/00 D ,  H04Q 3/545
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • トラヒツク輻輳制御方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-171538   出願人:日本電信電話株式会社
  • 特開昭59-190768

前のページに戻る