特許
J-GLOBAL ID:200903082854931891

妨害電波探知装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小池 龍太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-288756
公開番号(公開出願番号):特開平7-123075
出願日: 1993年10月25日
公開日(公表日): 1995年05月12日
要約:
【要約】【目的】 スペクトラム拡散通信を行っている無線局に対して妨害電波を送出する妨害局の位置を探知特定する妨害電波探知装置において、擬似雑音系列でスペクトラム拡散されたパイロット電波を用いて位置特定の高精度化を図った。【構成】 固定局であるパイロット局5は、妨害局1の位置を特定するために、擬似雑音系列でスペクトラム拡散されたパイロット電波を送出している。各モニタ局6a〜6dは、このパイロット電波と妨害局1から送出されている妨害電波とを同時に受信し、伝送に適した信号形式に変換した後に、電気通信路3a〜3dに送出する。処理局7は、各モニタ局から送出された信号を電気通信路を介して受信して、逆拡散によってパイロット電波に含まれている時刻情報を抽出し、これをもとに妨害電波の相互相関を異なるモニタ局間でとることで妨害局1の位置を特定する。
請求項(抜粋):
所定の擬似雑音系列を使用して、拡散されたスペクトラムを有するパイロット電波を常に送信しているパイロット局(5)と、該パイロット電波と妨害電波とを同時に受信できる機能と、受信した電波を伝送に適した信号形式に変換して送出できる機能とを備え、異なる場所に置かれた3局以上のモニタ局(6a〜6d)と、前記妨害電波から隔離され、該モニタ局に対応し設けられた電気通信路(3a〜3d)と、前記モニタ局のそれぞれが送出した信号を該電気通信路を介して受領して、受領したそれぞれの信号からパイロット電波を抽出するとともに逆拡散処理し、該逆拡散処理の結果から得られた情報に基づいて該電気通信路及び前記モニタ局内の遅延時間を推定する機能と、推定した該遅延時間を補正しつつ前記モニタ局のうちの任意の2局で受信した信号間の相互相関演算を行って、該2局に到達する妨害電波の伝搬遅延時間の差を測定する機能とを有する処理局(7)とから構成された妨害電波探知装置。
IPC (3件):
H04K 3/00 ,  G01S 5/06 ,  H04B 1/69
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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