特許
J-GLOBAL ID:200903082881148627

局所的な薬剤送達

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-507452
公開番号(公開出願番号):特表2003-503157
出願日: 2000年05月30日
公開日(公表日): 2003年01月28日
要約:
【要約】ポリマーマトリックスを含んでなるコーティングを持つインプラントが医薬用溶液中で膨潤され、それにより医薬活性化合物がポリマーマトリックス中に吸収される。この製品をインプラントすると、コーティングからの医薬活性化合物の放出が起こる。このポリマーは、好ましくは両性イオン型モノマー、最も好ましくは、2-メタアクリロイルオキシエチル-2'-トリメチルアンモニウムエチルホスフェート内部塩を含むエチレン型不飽和モノマーから形成される。このポリマーが形成されるモノマーは、疎水性含有モノマー等の表面結合モノマー、及び架橋型モノマーを更に含んでもよく、その含量は膨潤性をコントロールするように使用されてもよい。好ましくは、このインプラントはステントであり、外側表面上のコーティングは、内側表面上のコーティングよりも厚い。薬剤の放出はコモノマーの選択によりコントロールされてもよい。このインプラントは、好適には心臓血管系で使用するステントである。
請求項(抜粋):
生体安定性のあるインプラントを含んでなる無菌の被覆されたインプラントとポリマーマトリックスを含んでなるコーティングがコーティングを膨潤させる溶媒中の溶液中で医薬活性化合物を含んでなる医薬用溶液中で膨潤される方法であって、この膨潤が37°Cの該溶液中での平衡膨潤の25から95%の範囲の程度の膨潤を起こさせる温度と時間で行われ、全溶媒の10から100%が除去されるように該被覆されたインプラントが溶媒蒸発により乾燥されて、医薬活性化合物を添加したインプラントが製造されるが、ここで、該マトリックスのポリマーがペンダントな両性イオン型基を持つものである方法。
IPC (2件):
A61L 31/00 ,  A61M 29/02
FI (2件):
A61L 31/00 C ,  A61M 29/02
Fターム (16件):
4C081AB12 ,  4C081AC09 ,  4C081AC16 ,  4C081BA17 ,  4C081BB06 ,  4C081CA02 ,  4C081CC04 ,  4C081CE02 ,  4C081DA03 ,  4C081DC03 ,  4C167AA50 ,  4C167BB06 ,  4C167CC09 ,  4C167EE08 ,  4C167GG02 ,  4C167GG16
引用特許:
審査官引用 (7件)
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引用文献:
審査官引用 (3件)
  • Cardiovascular and Interventional Radiology, 1998, Vol.21,No.6, p487-496
  • Cardiovascular and Interventional Radiology, 1998, Vol.21,No.6, p487-496
  • Cardiovascular and Interventional Radiology, 1998, Vol.21,No.6, p487-496

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