特許

J-GLOBAL ID：200903082883426969

ダイバーシティ受信機

発明者： 樋口 裕二 ,  武田 陽夫
出願人/特許権者： 株式会社次世代デジタルテレビジョン放送システム研究所 ,  日本電気株式会社
代理人 (1件)： 鈴江 武彦 (外5名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-228699
公開番号（公開出願番号）：特開平10-075236
出願日： 1996年08月29日
公開日（公表日）： 1998年03月17日
要約：

【要約】【課題】 合成方式のダイバーシティ受信機において、複数の受信信号を逆相で合成することによる受信品質の低下を回避する。特に周波数分割による映像信号の階層伝送において、ベイシック信号が伝送される周波数帯域において信号の合成によるディップの発生を防ぎ、受信品質の低下を回避する。【解決手段】 合成前の各受信信号から音声信号と映像のベイシック信号が伝送される周波数帯域を抽出する帯域通過フィルタ5、6と、これらの帯域通過フィルタ5、6の出力を合成する合成回路9と、合成前後の信号のレベルを検出するレベル検出回路7、8、10とを有し、合成前後の信号のレベルを比較回路11により比較することによって位相反転回路12における一方の受信信号の位相の反転、非反転を制御することで、合成回路13の出力に生ずる逆相による合成のためのディップの発生を回避する。

請求項（抜粋）：

情報を無線伝送する放送システムまたは通信システムに供されるダイバーシティ受信機であって、前記無線伝送信号を複数の受信手段により受信し、これらの信号を合成手段により合成するダイバーシティ受信方式を採用したダイバーシティ受信機において、前記複数の受信手段により受信された各信号の合成前のレベルを検出する受信レベル検出手段と、前記複数の受信手段により受信された各信号を選択的に同相/逆相に変換して前記合成手段に出力する位相変換手段と、前記合成手段で合成された信号のレベルを検出する合成信号レベル検出手段と、この手段で検出された合成信号のレベルが前記受信レベル検出手段で検出された各受信信号の内の最大の受信信号のレベルに予め定めた規定値を加えたレベルを下回る場合に、前記位相変換手段に対し合成前の各受信信号の内の少なくとも一者を位相反転させる位相制御手段とを具備することを特徴とするダイバーシティ受信機。

IPC (3件)：

H04L 1/02 ,  H04B 7/08 ,  H04J 11/00

FI (3件)：

H04L 1/02 ,  H04B 7/08 D ,  H04J 11/00 Z

引用特許：

審査官引用 (1件)

• SD合成方式
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-012974   出願人：富士通株式会社