特許
J-GLOBAL ID:200903082906139644

強化繊維シート材およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 戸川 公二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-158853
公開番号(公開出願番号):特開2004-360106
出願日: 2003年06月04日
公開日(公表日): 2004年12月24日
要約:
【課題】編み目のズレを防止した構造で形態安定性に優れており、しかも、樹脂の含浸性にも優れている強化繊維シート材を提供すること。【解決手段】各鎖組織W・W...を形成する鎖編地糸2が強化繊維束1・1間に配置される一方、これら鎖組織W・W...に編込まれた各補強挿入糸3は、一定のコース毎に振られており、かつ、少なくとも複数の強化繊維束1・1...を離間して側方に並行する鎖組織Wに編絡した箇所を含み、この少なくとも複数ウェール離間する鎖組織W・W同士を勾引状態に接結して当該強化繊維束1の両面を挟持しており、かつ、前記補強挿入糸3の少なくとも一部には、糸表面に低融点熱可塑性樹脂を含む熱融着糸31を含んでおり、加熱処理により前記低融点熱可塑性樹脂が溶融して強化繊維束1に融着し、これら両部材を固着するという技術的手段を採用した。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
強化繊維が扁平に並列した所要幅の強化繊維束1・1...と補強糸経編地とが固着して構成されたシート材であって、 前記補強糸経編地は、前記強化繊維束1・1間において所定のウェール間隔に沿って複数列の鎖組織W・W...を形成する鎖編地糸2と、この鎖編地糸2の形成する鎖組織Wに編込まれた補強挿入糸3とから構成されており、前記各鎖組織W・W...を形成する鎖編地糸2が強化繊維束1・1間に配置される一方、 これら鎖組織W・W...に編込まれた前記各補強挿入糸3は、一定のコース毎に振られており、かつ、少なくとも複数の強化繊維束1・1...を離間して側方に並行する鎖組織Wに編絡した箇所を含み、この少なくとも複数ウェール離間する鎖組織W・W同士を勾引状態に接結して当該強化繊維束1の両面を挟持しており、 かつ、前記補強挿入糸3の少なくとも一部には、糸表面に低融点熱可塑性樹脂を含む熱融着糸31を含んでおり、加熱処理により前記低融点熱可塑性樹脂が溶融して強化繊維束1に融着し、これら両部材を固着したことを特徴とする強化繊維シート材。
IPC (1件):
D04B21/16
FI (1件):
D04B21/16
Fターム (11件):
4L002AA00 ,  4L002AA05 ,  4L002AA06 ,  4L002AA07 ,  4L002AB02 ,  4L002AB04 ,  4L002AC00 ,  4L002AC05 ,  4L002CA03 ,  4L002CA04 ,  4L002FA06
引用特許:
審査官引用 (3件)

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