特許
J-GLOBAL ID:200903082927350884

自由噴流式極超音速風洞試験装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大城 重信 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-141401
公開番号(公開出願番号):特開2002-340733
出願日: 2001年05月11日
公開日(公表日): 2002年11月27日
要約:
【要約】【目的】 自由噴流形式極超音速風洞試験装置の測定室における圧力上昇を抑えて試験可能な限界閉塞比を増加させ、大型模型の大迎角での試験を可能とする。【解決手段】 模型衝撃波17が自由噴流境界11に達する位置に、整流板7が、自由噴流境界の外側に接する形で設置されており、模型衝撃波17は、整流板7にぶつかり固定壁反射衝撃波20となり、衝撃波反射点で自由噴流境界は消滅し、気流の流れの流線10bを中心軸方向に向けるように作用し、測定室の圧力上昇を抑える。整流板7は、自由噴流境界11の外側にあり、反射点より上流部分の試験気流への影響は無い。また、反射した衝撃波角度以上の上流側には擾乱情報が伝搬しないため、風洞模型後方で衝撃波が反射しても風洞模型周りの試験気流には影響を及ぼさない。
請求項(抜粋):
気流入口としての円形断面ノズルと、気流出口としての吸込口を有する測定室を有する自由噴流形式の極超音速風洞において、前記測定室内に支持された風洞模型に、極超音速気流が衝突することにより発生する模型衝撃波が、前記測定室中を流れる自由噴流の境界面に到達する付近に、前記模型衝撃波を前記風洞模型の後方に反射させる整流板を設けたことを特徴とする自由噴流式極超音速風洞試験装置。
Fターム (7件):
2G023AA03 ,  2G023AB04 ,  2G023AB14 ,  2G023AB15 ,  2G023AC01 ,  2G023AC06 ,  2G023AD01

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