特許
J-GLOBAL ID:200903082927536961

化学発光酵素免疫測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久保田 耕平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-165930
公開番号(公開出願番号):特開平11-341997
出願日: 1998年05月30日
公開日(公表日): 1999年12月14日
要約:
【要約】【課題】 ペルオキシダーゼ酵素を標識物質として用い、新規な化学発光系により抗原又は抗体を免疫学的に測定する方法を提供することを目的とする。【解決手段】 ペルオキシダーゼ酵素を標識物質として用いる酵素免疫測定方法において、N,N’-ジ置換-9,9’-ビスアクリジニウム塩類をN,N-ジ置換カルボン酸アミド化合物の存在下において光照射下で反応させることにより得られる化学発光性物質を含有する化学発光試薬を用いる化学発光法により、抗原又は抗体を免疫学的に高感度に測定する方法。
請求項(抜粋):
ペルオキシダーゼ酵素標識した抗体若しくは抗原を試料中の測定すべき抗原若しくは抗体又はそれらの凝集物と混合し、抗原抗体反応によりペルオキシダーゼ酵素標識-抗原抗体錯体からなる免疫複合体を形成させた後、下記一般式(1)【化1】(上記一般式(1)において、R1 及びR2 は、アルキル基、アリール基及びハロゲン化アリール基からなる群より選択され、互いに同一でも又は異なるものでもよく、R3 、R4 、R5 及びR6 は、水素原子、アルキル基、アリール基、アルコキシ基、アリーロキシ基及びハロゲン基からなる群より選択され、互いに同一でも又は異なるものでもよく、Xはn価の陰イオンであり、nは1又は2である。)で表されるN,N’-ジ置換-9,9’-ビスアクリジニウム塩類を、下記一般式(2)【化2】(上記一般式(2)において、R1 は、水素原子、炭素数1〜10のアルキル基、炭素数2〜10のアルケニル基及び炭素数6〜20のアリール基からなる群より選択され、該アリール基はアルキル基、ハロゲン基、ニトロ基、水酸基及びアミノ基等からなる群より選択される基で置換されていてもよく、R2 は、メチル基及びエチル基からなる群より選択され、R3 は、炭素数1〜10のアルキル基、炭素数2〜10のアルケニル基及び炭素数6〜20のアリール基からなる群より選択され、該アリール基はアルキル基、ハロゲン基、ニトロ基、水酸基及びアミノ基等からなる群より選択される基で置換されていてもよく、R1 及びR3 は互いに結合して、それぞれが結合しているカルボニル基の炭素原子及びアミド基の窒素原子と共に環を形成していてもよい。)で表されるN,N-ジ置換カルボン酸アミド化合物の存在下において光照射下に反応させることにより得られる化学発光性物質を含有する化学発光試薬を用い、水素受容体の存在下において化学発光させ、その発光強度を測定することにより試料中の抗原又は抗体の量を定量することを特徴とする化学発光酵素免疫測定方法。
IPC (3件):
C12Q 1/28 ,  G01N 33/531 ,  G01N 33/535
FI (3件):
C12Q 1/28 ,  G01N 33/531 A ,  G01N 33/535
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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