特許

J-GLOBAL ID：200903082967200788

PHSを用いた患者の救急処理のためのPHSシステム及び該PHSシステムによる患者の救急処理方法

発明者： 苅谷 浩
出願人/特許権者： 日本電気株式会社
代理人 (1件)： 若林 忠
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-009007
公開番号（公開出願番号）：特開平9-200380
出願日： 1996年01月23日
公開日（公表日）： 1997年07月31日
要約：

【要約】【課題】 移動する患者の異常を自動的に連絡し、その位置を知らせるPHSを用いた患者の救急処理のためのPHSシステム及び該PHSシステムによる患者の救急処理方法を提供する。【解決手段】 移動局1は携帯生命維持装置による患者の異常検出時に中央呼処理装置5に対し緊急用の識別コードを送信し、中央呼処理装置5の識別コード解析部5aは、どの移動局1に設定された識別コードであるかをチェックし、利用者位置解析部5bは複数の基地局2、3、4に対応する位置登録エリアと各移動局1を変換するテーブルにより患者がいる移動局1の位置の解析を行い、医療機関選択部5cは医療機関登録メモリー部5dから患者がいる移動局1の位置から一番近い消防署又は医療機関6、7を選択し、呼処理部5eは、消防署又は医療機関6、7に対し発呼を行い患者の位置を伝え、救急車の要請を行う。

請求項（抜粋）：

PHSを用いた患者の救急処理のためのPHSシステムにおいて、該PHSシステムは、それぞれが無線ゾーンを形成する複数の基地局と、該複数の基地局の内から最も電波状態の良好な基地局を選択して患者である利用者の通信端末として前記PHSを使用する移動局とからなるサブシステムと、該サブシステムを制御する中央呼処理装置とから構成され、前記移動局は、前記患者が携帯する携帯生命維持装置による前記患者の異常検出時に前記中央呼処理装置に対し緊急用の識別コードを送信する手段を備え、前記中央呼処理装置は、前記各移動局に設定された前記識別コードを管理し、前記緊急用の識別コードが、どの前記移動局に設定された識別コードであるかをチェックする識別コード解析部と、前記複数の基地局に対応する位置登録エリアと前記各移動局を変換するテーブルをもち、前記患者である利用者がいる前記移動局の位置の解析を行う利用者位置解析部と、消防署又は医療機関の位置が登録されている医療機関登録メモリー部と、前記患者から一番近い前記消防署又は医療機関を選択する医療機関選択部と、前記消防署又は医療機関に対し発呼を行い前記患者の位置を伝え、救急車の要請を行う呼処理部とを備えていることを特徴とする患者の救急処理のためのPHSシステム。

IPC (4件)：

H04M 11/04 ,  A61B 5/00 102 ,  G08B 25/00 510 ,  H04B 7/26

FI (4件)：

H04M 11/04 ,  A61B 5/00 102 C ,  G08B 25/00 510 K ,  H04B 7/26 Z

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 屋外無線セキュリテイシステム
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平3-329242   出願人：松下電工株式会社
• 異常通報装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-310073   出願人：株式会社富士通ゼネラル
• 簡易型携帯電話システムにおける位置追跡サービスシステム
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平6-140099   出願人：富士通株式会社
• 特開平4-371027