特許
J-GLOBAL ID:200903082970055144

ハイブリッド型車両の制御装置及びハイブリッド型車両用内燃機関の回転系センサ異常検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-102824
公開番号(公開出願番号):特開平11-294211
出願日: 1998年04月14日
公開日(公表日): 1999年10月26日
要約:
【要約】【課題】 走行動力源として内燃機関と電動モータとを備えたハイブリッド型車両において、内燃機関の回転系センサの異常に伴う未燃焼ガスの放出やドライバビリティの悪化を、確実に防止する。【解決手段】 ハイブリッド型車両のエンジンと電動モータを制御する装置において、エンジンへの燃料噴射及び点火を実施していない状態と判定すると(S510:YES)、燃料噴射及び点火を禁止した状態にし(S530)、電動モータの回転状態からエンジンが回転中であると判定すると(S540:YES)、エンジンが電動モータにより回転されているモータリング状態と判断して、エンジンの回転系センサからパルス信号が正常に出力されるか否かを判定する(S550)。そして、正常と判断した場合にのみ燃料噴射及び点火を許可する(S560)。このため、上記センサの異常に伴う不適切なタイミングでのエンジンへの燃料噴射及び点火を未然に防止できる。
請求項(抜粋):
走行動力源として内燃機関と電動モータとを備えると共に、車輪を駆動する駆動軸に前記内燃機関の出力と前記電動モータの出力とを合成して伝達させる動力伝達機構を有し、前記内燃機関は、燃料噴射及び点火が実施されていないにも拘らず前記電動モータの出力によって回転させられているモータリング状態にて、該内燃機関への燃料噴射及び点火が開始されることにより始動されるハイブリッド型車両に用いられ、前記車両の運転状態に応じて前記電動モータと前記内燃機関とを制御すると共に、前記内燃機関の始動時及び運転時には、前記内燃機関の回転に同期してパルス信号を出力する回転系センサからの前記パルス信号に応じて前記内燃機関への燃料噴射及び点火を行う動力源制御手段を備えたハイブリッド型車両の制御装置において、前記内燃機関が前記モータリング状態であるか否かを判定するモータリング状態判定手段と、該モータリング状態判定手段により前記内燃機関が前記モータリング状態であると判定されると、前記回転系センサから前記パルス信号が正常に出力されるか否かを判定する異常検出手段と、該異常検出手段により前記回転系センサから前記パルス信号が正常に出力されないと判定された場合に、前記動力源制御手段による前記内燃機関への燃料噴射及び点火が行われないようにする機関運転禁止手段と、を備えたことを特徴とするハイブリッド型車両の制御装置。
IPC (8件):
F02D 17/04 ,  B60L 11/14 ,  F02D 17/00 ,  F02D 29/02 ,  F02D 29/02 321 ,  F02D 41/22 325 ,  F02D 43/00 301 ,  F02D 43/00
FI (9件):
F02D 17/04 V ,  B60L 11/14 ,  F02D 17/00 B ,  F02D 17/00 F ,  F02D 29/02 D ,  F02D 29/02 321 B ,  F02D 41/22 325 K ,  F02D 43/00 301 H ,  F02D 43/00 301 A
引用特許:
出願人引用 (2件)

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