特許
J-GLOBAL ID:200903082979459400

蒸気冷却用ガスタービンロータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-010434
公開番号(公開出願番号):特開平10-205302
出願日: 1997年01月23日
公開日(公表日): 1998年08月04日
要約:
【要約】【課題】 ガスタービンの動翼を蒸気により冷却する。【解決手段】 タービン円板41〜47を有するタービンロータ30の冷却用蒸気循環流路は、ロータの1軸端に開口しタービンロータ30の中心部を延びる中心軸穴73〜77、これらに同軸状に配設され外側に冷却蒸気用環状通路81を画成する蒸気給排管79と、タービン円板41,43の対向側面間に画成され蒸気給排管79に連通した蒸気空間89a,89bと、タービン円板41,43の非対向側面部に各々形成され環状通路81に連通した蒸気空間91a,91bと、タービン円板41,43を軸方向に貫いて形成されると共に蒸気空間89bを貫通する区画管99を含んで蒸気空間91bを連絡する軸方向蒸気穴61,63と、蒸気空間91a,101,89aの各から動翼取付部に向かって延びる半径方向蒸気穴97,103a,103b,105,107とから形成されている。
請求項(抜粋):
少なくとも2個のタービン円板が軸方向に重ね合わせられ軸方向に貫通したスピンドルボルトにより締結されて構成されたガスタービンロータであって、前記ロータの1軸端に開口し同ロータの中心部を延びる中心軸穴と、同中心軸穴内に同軸状に配設され該中心軸穴の内周面との間に冷却蒸気用環状通路を画成する蒸気給排管と、前記タービン円板の対向側面間に画成され前記蒸気給排管に連通した第1の蒸気空間と、前記タービン円板の非対向側面部にそれぞれ形成され前記環状通路に連通した第2及び第3の蒸気空間と、前記タービン円板を中心軸から離れて軸方向に貫いて形成されると共に前記第1蒸気空間を貫通する区画管を含んで前記第2及び第3蒸気空間を連絡する軸方向蒸気穴と、前記第1、第2及び第3の蒸気空間のそれぞれから動翼取り付け部に向かって延びる半径方向蒸気穴とからなる冷却用蒸気循環流路が形成されていることを特徴とする蒸気冷却用ガスタービンロータ。
IPC (2件):
F01D 5/08 ,  F02C 7/18
FI (2件):
F01D 5/08 ,  F02C 7/18 A
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • ガスタービン
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-081028   出願人:株式会社日立製作所
  • 空気冷却式ガスタービン
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-334897   出願人:株式会社日立製作所

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