特許

J-GLOBAL ID：200903082988343341

ピリジン誘導体

発明者： 村田 俊樹 ,  梅田 雅臣 ,  榊原 佐知子 ,  吉野 孝 ,  佐藤 浩樹 ,  桝田 努 ,  郡山 雄二 ,  島田 満之 ,  新谷 拓也 ,  楞野 浩司 ,  ティモシー・ビー・ローウインジャー ,  カール・ベー・チーゲルバウワー ,  渕上 欣司 ,  小村 弘
出願人/特許権者： バイエル アクチェンゲゼルシャフト
代理人 (1件)： 青山 葆 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2000-289173
公開番号（公開出願番号）：特開2002-114777
出願日： 2000年09月22日
公開日（公表日）： 2002年04月16日
要約：

【要約】【課題】 優れた抗炎症作用を有するピリジン化合物の提供。【解決手段】 下記式【化1】(式中、XはCHまたはN;R1は水素原子、C1-6アルキル、ハロゲン、ヒドロキシ、C1-12アルコキシ、ニトロ、アミノ、C1-6アルキルスルホニルアミノ、C1-6アルコキシカルボニル、C1-6アルキルアミノ、C1-6アルキルカルボニルアミノまたは-O-(CH2)n-R11(nは0-6);R2は水素原子、ヒドロキシ、ハロゲン、またはC1-6アルキル;R3は水素原子、置換されていることもあるスチリル、-CR31R32R33、または-NR34R35;R4は水素原子、カルバモイル、シアノ、カルボキシルなど;R5はアミノ、C1-6アルキルアミノ、ジC1-6アルキルアミノ、C1-6アルコキシ、ヒドロキシなど。)で示されるピリジン化合物またはその塩。

請求項（抜粋）：

式(I)のピリジン誘導体【化1】(式中、XはNまたはCHであり;R1は水素原子、C1-6アルキル、ハロゲン、ヒドロキシ、C1-12アルコキシ、ニトロ、アミノ、C1-6アルキルスルホニルアミノ、C1-6アルコキシカルボニル、C1-6アルキルアミノ、ジC1-6アルキルアミノ、C1-6アルキルカルボニルアミノ、または-O-(CH2)n-R11であり、但し、nは0-6の整数を意味し、R11はビニル、ジフェニルメチル、C1-6アルカノイル、または置換されていることもある3-10員の飽和または不飽和環で、ヘテロ原子としてS、OおよびN原子から選ばれる0-3個の原子を有する環を意味する;R2は水素原子、ヒドロキシ、ハロゲン、またはC1-6アルキルであり;R3は水素原子;置換されていることもあるスチリル;-CR31R32R33、但し、R31は水素原子、またはC1-6アルキル、R32は水素原子、α-アミノベンジル、ヘテロ原子としてS、OおよびN原子から選ばれる0-3個の原子を有する5-8員の飽和環、置換されていることもC1-6アルキル、およびR33は水素原子、アミノ、C1-6アルコキシカルボニルアミノ、C2-6アルケニルオキシカルボニルアミノ、ピペリジノ-C1-6アルキルカルボニルアミノ、または9-フルオレニルオキシカルボニルアミノを意味し、またはR32とR33が隣接する炭素原子と共に、置換されていることもあり、あるいはベンゼン環が融合することもある、ヘテロ原子としてS、OおよびN原子から選ばれる0-3個の原子を有する5-8員の飽和環を形成してもよく;または-NR34R35であり、但し、R34は水素原子またはC1-6アルキル、およびR35は水素原子、C1-6アルキル、またはヘテロ原子としてS、OおよびN原子から選ばれる0-3個の原子を有する5-8員の飽和環を意味し、またはR34とR35が隣接する窒素原子と共に、5-8員の飽和異項環を形成してもよく、該環はNH、S原子またはO原子で中断されていてもよく、そして置換されていてもよく;R4は水素原子、カルバモイル、シアノ、カルボキシル、C1-6アルコキシカルボニル、C1-6アルキルカルバモイル、C1-6アルキル、ヒドロキシC1-6アルキル、C1-6アルコキシC1-6アルキル、C1-6アルキルスルホニルアミノ-C1-6アルキレン、C1-6アルキルカルボニルアミノ-C1-6アルキレン、C1-6アルキルアミノ、C5-10アリール(ヒドロキシ)メチル、C5-10アリール-C1-6アルキレン、5-10員ヘテロアリール(ヒドロキシ)メチル、5-10員ヘテロアリール-C1-6アルキレン、またはヒドロキシと5-7員の飽和環で置換されたメチルであり;またはR3とR4は、ピリジン環中の炭素原子と共に、4-10員のモノシクロアルキルまたはビシクロアルキルを形成してもよく、該環はNHで中断されていてもよく、そしてオキソ基で置換されていてもよく;そしてR5はアミノ、C1-6アルキルアミノ、ジC1-6アルキルアミノ、フェニルアミノ、ベンジルアミノ、ピペラジノ、C1-6アルカノイルアミノ、C1-6アルコキシ、ヒドロキシ、またはヒドロキシ、アミノ、フェニル、C1-6アルコキシフェニル、ハロフェニルもしくはアミノフェニルで置換されていてもよいC1-6アルキルであり、またはR4とR5は、ピリジン環中の炭素原子と共に、ヘテロ原子として少なくとも1個の窒素原子を有する、置換されていてもよい5-7員の飽和または不飽和環を形成してもよい。)またはその塩。

IPC (38件)：

C07D401/04 ,  A61K 31/437 ,  A61K 31/4375 ,  A61K 31/4418 ,  A61K 31/4545 ,  A61K 31/4709 ,  A61K 31/496 ,  A61K 31/519 ,  A61K 31/5365 ,  A61K 31/551 ,  A61P 1/04 ,  A61P 9/10 ,  A61P 11/02 ,  A61P 11/06 ,  A61P 17/00 ,  A61P 17/06 ,  A61P 19/02 ,  A61P 19/06 ,  A61P 21/00 ,  A61P 27/02 ,  A61P 29/00 ,  A61P 29/00 101 ,  A61P 31/00 ,  A61P 35/00 ,  A61P 37/02 ,  A61P 37/06 ,  A61P 43/00 111 ,  C07D213/85 ,  C07D401/12 ,  C07D401/14 ,  C07D405/14 ,  C07D409/12 ,  C07D413/14 ,  C07D471/04 105 ,  C07D471/04 ,  C07D471/04 118 ,  C07D471/18 ,  C07D498/04

FI (38件)：

C07D401/04 ,  A61K 31/437 ,  A61K 31/4375 ,  A61K 31/4418 ,  A61K 31/4545 ,  A61K 31/4709 ,  A61K 31/496 ,  A61K 31/519 ,  A61K 31/5365 ,  A61K 31/551 ,  A61P 1/04 ,  A61P 9/10 ,  A61P 11/02 ,  A61P 11/06 ,  A61P 17/00 ,  A61P 17/06 ,  A61P 19/02 ,  A61P 19/06 ,  A61P 21/00 ,  A61P 27/02 ,  A61P 29/00 ,  A61P 29/00 101 ,  A61P 31/00 ,  A61P 35/00 ,  A61P 37/02 ,  A61P 37/06 ,  A61P 43/00 111 ,  C07D213/85 ,  C07D401/12 ,  C07D401/14 ,  C07D405/14 ,  C07D409/12 ,  C07D413/14 ,  C07D471/04 105 A ,  C07D471/04 105 C ,  C07D471/04 118 Z ,  C07D471/18 ,  C07D498/04 112 T

Fターム (98件)：

4C055AA01 ,  4C055BA03 ,  4C055BA16 ,  4C055BA52 ,  4C055CA02 ,  4C055CA59 ,  4C055DA27 ,  4C055DB02 ,  4C055FA03 ,  4C055GA01 ,  4C063AA01 ,  4C063AA03 ,  4C063BB01 ,  4C063BB02 ,  4C063BB08 ,  4C063BB09 ,  4C063CC12 ,  4C063CC14 ,  4C063CC19 ,  4C063CC58 ,  4C063CC73 ,  4C063CC94 ,  4C063DD03 ,  4C063DD10 ,  4C063DD12 ,  4C063EE01 ,  4C065AA04 ,  4C065AA05 ,  4C065BB05 ,  4C065BB06 ,  4C065BB09 ,  4C065BB10 ,  4C065CC01 ,  4C065CC05 ,  4C065DD02 ,  4C065DD03 ,  4C065EE02 ,  4C065EE03 ,  4C065HH04 ,  4C065JJ01 ,  4C065KK01 ,  4C065KK06 ,  4C065KK08 ,  4C065LL04 ,  4C065LL07 ,  4C065PP03 ,  4C065PP08 ,  4C065QQ02 ,  4C065QQ05 ,  4C072AA01 ,  4C072BB02 ,  4C072CC02 ,  4C072CC11 ,  4C072EE06 ,  4C072FF07 ,  4C072GG07 ,  4C072HH02 ,  4C072HH07 ,  4C072UU01 ,  4C086AA01 ,  4C086AA02 ,  4C086AA03 ,  4C086BC17 ,  4C086BC21 ,  4C086BC28 ,  4C086BC31 ,  4C086BC50 ,  4C086BC69 ,  4C086BC71 ,  4C086CB05 ,  4C086CB09 ,  4C086CB18 ,  4C086CB22 ,  4C086GA02 ,  4C086GA04 ,  4C086GA07 ,  4C086GA08 ,  4C086GA09 ,  4C086GA12 ,  4C086GA14 ,  4C086MA01 ,  4C086MA04 ,  4C086MA05 ,  4C086NA14 ,  4C086ZA33 ,  4C086ZA40 ,  4C086ZA59 ,  4C086ZA61 ,  4C086ZA68 ,  4C086ZA89 ,  4C086ZA96 ,  4C086ZB05 ,  4C086ZB08 ,  4C086ZB11 ,  4C086ZB15 ,  4C086ZB26 ,  4C086ZB35 ,  4C086ZC20

引用特許：

出願人引用 (2件)

• 2-アミノ-6-(2-置換-4-フェノキシ)-置換ピリジン
  公報種別：公表公報   出願番号：特願平10-534048   出願人：ファイザー・プロダクツ・インク
• 均一系触媒、その製造方法および有機合成の目的のためのその使用
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2000-121292   出願人：デグサ-ヒュルスアクチェンゲゼルシャフト

審査官引用 (2件)

• 2-アミノ-6-(2-置換-4-フェノキシ)-置換ピリジン
  公報種別：公表公報   出願番号：特願平10-534048   出願人：ファイザー・プロダクツ・インク
• 均一系触媒、その製造方法および有機合成の目的のためのその使用
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2000-121292   出願人：デグサ-ヒュルスアクチェンゲゼルシャフト

引用文献：

出願人引用 (4件)

• Eur. J. Med. Chem., 1999, Vol.34, No.3, Pages 245-254
• Eur. J. Med. Chem., 1992, Vol.27, No.6, Pages 627-632
• 薬学雑誌, 1979, Vol.99, No.5, Pages 451-457
• J. INDIAN CHEM. SOC., 1992, Vol.69, Pages 166-167

審査官引用 (4件)

• Eur. J. Med. Chem., 1999, Vol.34, No.3, Pages 245-254
• Eur. J. Med. Chem., 1992, Vol.27, No.6, Pages 627-632
• 薬学雑誌, 1979, Vol.99, No.5, Pages 451-457
• J. INDIAN CHEM. SOC., 1992, Vol.69, Pages 166-167